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「希望のゆりかご」についての裏話など

3/13~3/24代々木に3点出展します。



ひとつひとつの作品についての説明を投稿していきます。

前回は、こちら

最後の、みっつめ。

3点の中では最大の作品です。
と言っても、S0号相当の円です。

縦長動画

◎●〇白黒ええよん〇●◎ on Instagram: "キボウノユリカゴ ふたりは今年も 共同制作を することにしました。 カエルたちは、もう、 何をつくるかは 決めていました。 ゆりかごです。 木に挨拶をすると、 ふたりは 制作を開始しました。 ついに、 メスのカエルが 体に貯めた 水の出番が来ました。 カエルたちにとっては、 これは神聖な儀式でした。 ゆりかごが、 だんだん でき始めました。 やがて、 ふたりのところに オスのカエルたちが、 集まってきました。 カエルたちは 仲良く共同制作し、 それぞれの希望を ゆりかごに託しました。 ******** 続いて大きいのです。 と言っても S0相当の円です。 こちらの作品も 説明をnoteに書いたら コメントにURLを くっつけておく予定です。 生き物たちを 見守る船のシリーズは 個展の作品は 昨年のように 3点まとめて投稿 になるかもしれませんが 3月の出展では 試験的に 個々の作品を 投稿しました。 実物は 3/13水曜日から 3/24日曜日まで 代々木の ピカレスク様にて @picaresquejpn ご覧いただけます。 3月の出展作品と 今年の個展のテーマ 「出産」については ピカレスク様のアカウントでも ご紹介いただいています。 https://www.instagram.com/p/C4T8Z3bSOCZ/?img_index=1 ありがとうございます。 #絵 #出産 #代々木 #丸い絵 #アート #ギャラリー #あたたかい時間 #物語 #おはなし #天然石 #卵塊 #春の絵 #個展 #東京旅行 #童話 #生態系 #青い鳥 #東京散歩 #マタニティ #アート好き #ギャラリー巡り #ラッキー #アナログ生活 #アートのある生活 #絵のある暮らし #生き物 #カエル #モリアオガエル" 45 likes, 2 comments - 4696a4 on March 10, 2024: "キボウノユリカゴ ふ www.instagram.com

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ついに出産のシーンです。今年の個展のテーマは「出産」です。

胎生以外の生き物も描く予定です。というか、今のところ決まっているラフは、胎生じゃないのが多いです。個展に先駆け出展させていただく3月と6月も、卵生の生き物を選びました。卵生だから選んだわけではないのですが、描きたいと思った生き物が卵生でした。産卵も、何かを、命を、産み出す行為であることには変わりありません。


私は卵塊を描きたかったので、描くことが出来とても嬉しいです。モリアオガエルと言えば卵塊、と私は思っています。そしてもちろん、この卵塊も、モリアオガエルのそれとは違うのですが、卵塊をつくるというところだけは反映させました。またこの卵塊には、それぞれのカエルの星が入っています。

卵塊は、昨年の個展の最大の絵とも関係があります。

この中に、雷のシャンデリアがあるのですが、卵塊はこの雲その2という感じです。しかし、雷とは関係ありません。優しいもこもこを描きたかったのです。そこで思い浮かべたのが雷のシャンデリアでした。卵塊は、最初からかなりイメージができていて、しかし、なかなか制作はそこまで辿り着けず、とてももどかしかったです。

卵塊には、あの星も使いました。2月に神戸に出展した船の立体作品に使った手漉き和紙(楮紙)の星です。

◎●〇白黒ええよん〇●◎ on Instagram: "ソノサン 歌う船 https://www.instagram.com/reel/C24EQy4yDIJ/ の次は、⼼のメンテナンスをする船です。 当初、 光る船をつくりたくて 試行錯誤しました。 色々考え その光は 心の、あるいは生命の輝きなのだ と思いました。 最後の最後に 完成しました。 安全安心 秘密の場所で 自分自身の心と 対話する作品になりました。 最近思うのです。 一番のたからものは 自分の心ではないか、と。 3点目の船は 主に和紙を使用しました。 紙すきの村様 @isejirou5th の手漉き和紙です。 こちらも楮100%。 ひとつ前の いなづまもそうですが 他にも和紙の作品を お選びいただけたのが https://www.biomekobe.com/post/たから-白黒ええよん(埼玉県) 嬉しくて お礼の気持ちも込め 和紙の立体作品を制作しました。 ちょうど和紙でまた何かつくってみたい と思っていた時期でもあり きっかけをいただき感謝しています。 その結果 白黒ええよん史上 最も複雑な 和紙の立体作品となりました。 また 白黒ええよん史上初の 全面的にキラキラの儀をした 立体作品となりました。 実は 初めての船も https://www.instagram.com/reel/Cr5D4vzvFOg/ 一部キラキラの儀をしてあるのですが ここまでぐるっとはしてありません。 それから実は 変容中の船にもほんのりしてあります。 3点目の船は ずいぶん違う姿になりましたが クジラによって改造されたわけではありません。 これは、特別な場所で休んで 元気を取り戻した時の状態を 私なりに表現したものです。 中にはハートが隠れています。 上部は蓋になっていて ハートを取り出して あるいは取り出さなくても 見える状態にして ハートとコミュニケーションを 取ることが出来るようになっています。 お願いがあります。 キラキラの儀の後に 定着しなかった天然石粉末を 可能な限り取り払いましたが まだ残っている可能性もあるので 目薬のように下からは ご覧にならないでください。 3点目の作品は 「安全地帯にて2023」が基になっています。 https://www.instagram.com/reel/Cx9YGeEynjB/ パッケージは 秘密の場所(本体)と 山岳地帯の詩(蓋) になっています。 「安全地帯にて2023」は このふたつを融合させ 色々加え 再構築したものでした。 「秘密の場所」は 代々木のピカレスク様の @picaresquejpn 「Tokyo Artist Book Fair 2021」で https://picaresquejpn.com/tabf_all_work_2021_007/#4696A4 初めて制作しました。 この時も、天然石粉末を ほんの少し使用しました。 三角たちもいました。 その後、紆余曲折を経て 現在に至ります。 「山岳地帯の詩」は 例えば 2022年の個展でも制作しました。 https://www.instagram.com/reel/ChbfQMqFagY/ 館山のシロクロアート様の 黒い壁に合わせ黒い作品を 色々制作したうちのひとつです。 「安全地帯にて」は ピカレスク様の 「熟睡展」で制作した作品のタイトルでもあります。 https://www.instagram.com/reel/CaHm6gHl9Xe/ この投稿をつくっている時 2020年のおしまいに アナログの活動を再開し 今までたくさんの方々に 様々な形でお力添えいただき 今まで続けることができたことを あらためて実感しました。 それ以前の デジタルの頃もそうです。 すべて、私にとって おくりものであり たからものです。 本当に本当にありがとうございます。 今回の一連の作品たちには 皆様へのお礼の気持ちも込めました。 それから、丸い箱たちには キラキラの儀をしませんでした。 なぜなら 容器であることが大事だと思ったからです。 キラキラの儀は 表面が紙やすりのようになってしまうので 容器には適さないと思いました。 実物は 2月10日(土)から 2月25日(日)まで 神戸のBIOME様の @biome_kobe 「たからものforおくりもの2024」 にてご覧いただけます。 キラキラの撮影が難しかったのですが 現地でお楽しみいただけたら幸いです。 全然説明しきれていませんが 一旦投稿します。 ありがとうございます。 #神戸 #展覧会 #パーカッション #丸い絵 #アート #ギャラリー #あたたかい時間 #物語 #おはなし #船 #たいせつなもの #シェイカー #個展 #神戸観光 #童話 #宝物 #贈り物 #たからもの #おくりもの #アート好き #ギャラリー巡り #天然石 #アナログ生活 #アートのある生活 #絵のある暮らし #安全地帯 #ドック #おやすみなさい🌙" 91 likes, 2 comments - 4696a4 on February 3, 2024: "ソノサン 歌う船 www.instagram.com

この変容中の船の星は、必要な数がわからなかったので、たくさん切りました。作品にならなかった分は、いつか使おうと思っていました。その「いつか」が、来た気がしたのです。

裏にもいくつか貼りました。ペンで色々書いたので、少しだけ壁から離したいと思いました。本当は、フェルトか何かを用意しようと思っていましたが、間に合わなかったので、今回は特別なパーツを用いました。次回も同じにするかどうかはわかりません。今回は偶然手に入りましたが、これを通常仕様にすると、このパーツをつくるためだけにけっこう手間が(材料費も)かかるので、ずっと続けるのは難しいかもしれません。どこかの段階で切り替えないといけないと思っています。
あるいは、全部奥まった部分に書くかです。0号はちょっと小さいので、難しいですが、奥まった部分の大きさはいちばん小さい絵よりは大きいので、いちばん小さい絵に書けたということは書けなくはないのかもしれません。
裏に色々書く時は、ここまで考えられませんでした。全体的に書きたかったので、壁と接する部分にも書いてしまいました。

他の2点は、金具を使ったので、隙間ができるので大丈夫だと思い、貼りませんでした。3点目のこの作品は、エンパネでできていて、

裏側は輪になっています。言葉でうまく伝えられませんが、パネルだけで壁掛けが出来る構造になっています。そして、掛け方によってはピッタリ壁にくっつくのです。昨年の個展は、裏は木のままでしたが、今回は塗ってあります。木に直接ではなく、塗った上に字を書きました。

話は変わりますが、生き物たちを見守る船のシリーズは、生き物たちが主役ということもあり、船の位置が端っこになりがちなので、この絵では中央にしてみました。船もこのゆりかごの制作に加わっている感じです。実際は肉体が無いですし、あったとしてもカエルではないので、カエルたちと同じようには協力できないかもしれませんが、気持ちは寄り添っています。物語の後半で、船はいつも生きとし生ける者たちを全力で応援しているのです。本当は生き物以外のことも全力で応援しているのですが、今年はひとまず昨年の続きということで生き物です。

物語が前半から後半になる場面は、こちらです。

3月の3点の作品は、昼間から夜へ、という時間の移り変わりを表現することも考えたのですが、暗い絵が多めになってしまう(特に3枚目は大きめなので)と思い、3枚目も明るい色にしました。暗い絵が悪いというわけではありません。今年の作品群について、色んな色の作品を用意したかったのです。しかしなんだか私が選んだ生き物は、夜に産むタイプが多い気がして、全体を見渡した時、色が偏ってしまうと思ったのでした。

(実は今、6月に出展予定のホタルについても色の感じを再検討中です。ラフは、出来ているのですが・・・。)

3月の絵は、スリーピングビューティーターコイズの色を活かすことが出来、とても嬉しいです。葉っぱは、昨年の個展の最大の絵に使った技法の応用でつくりました。

◎●〇白黒ええよん〇●◎ on Instagram: "10/14土~11/12日 新宿から各停で2駅の 参宮橋にある アートギャラリー ピカレスク様にて @picaresquejpn 個展をさせていただきます。 https://picaresquejpn.com/shirokuro_exhibition_2023/ リールにひとまず投稿し コメントに情報を追加していきます。 #個展 #個展情報 #参宮橋 #初台 #アート #ギャラリー #アートギャラリー #ピカレスク #おはなし #船 #冒険 #物語 #アナログライフ #月 #アート好き #ギャラリー巡り #三日月 #東京散歩 #代々木 #新宿 #渋谷 #天然石 #ギャラリー巡り #アートのある生活 #絵のある暮らし #生き物 #子育て #童話 #アートのある暮らし" 38 likes, 1 comments - 4696a4 on October 4, 2023: "10/14土~11/ www.instagram.com

昨年はけっこう広い画面でしたが、今回はそれに比べとても狭い範囲にちょっと新しいことをしました。色が、色々出来ました。今後も応用できそうで色々してみたいです。

3点目のカエルたちの目は、星になっています。
ゆりかごの制作モードなのです。
カエルたちは立体作品を制作するのでなんだか親近感が湧きました。

オスのカエルたちが共同制作に加わる前にひと波乱あったりしたほうが物語として面白くなるかもとも思いましたが、今回は文字数も限られていますし、仲良しバージョンにしました。平和がいちばんですし。

ピカレスク様には絵だけでなく言葉の物語もお取り扱いいただき、大変感謝しています。詳しい素材の紹介も。簡単に言うとミクストメディアですし、そう書いた方が場所も取りませんし、私も楽なのですが、私の作品は色々な素材が使われていることにも価値があるとおっしゃっていただき、明記することになりました。その分スペースもいただいてしまい、お打ち合わせや掲示等々のお手間も増やしてしまいましたが・・・大変感謝しています。制作中、頑張って記録しましたが、夢中でつくっていると記録し忘れることもあり、「など」になっています。

「出産」に関する文章についても、あたたかいご対応に感謝しています。

素材
木、アクリル絵具、天然石の水彩絵具(スリーピングビューティーターコイズ)、楮紙、金箔、天然石粉末、象牙色、淡口珊瑚末、濃口珊瑚末、紫雲末、瑪瑙末、杉葉色、天然群青、岩焦茶、朽葉色、緑瑪瑙、碧玉、雲母、青貝粉など

会期中、ピカレスク様にて絵と言葉の作品をご覧いただけます。

他にも色々な展示が。

ピカレスク様は「スプリングクリーク」という建物に入っていらっしゃるので、ちょうど春の水辺の話を描くことができたのも嬉しいです。

皆様の春が素敵なものになりますように。

ありがとうございます。それでは、また。





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