機能不全家庭に育ったわたしの子育て
子どもが大事。いとおしい。
たしかにそうだけれど、その気持ちだけではいられないときがある。
自分の小さい頃と同じにしたくないともがきなら
自分がされたかったことを、子どもにしてあげようと懸命に生きながら
その一方で、子どもに羨ましいと、そんな気持ちを持ってしまうことがある。そしてそんな自分が、嫌でしかたがなくなる。
何でこんなに苦しいんだろう。
何で笑えないんだろう。
苦しくてつらくて、でも誰にも話せなかった。
キラキラしている他のお母さんを見ていると、自分がダメなお母さんに思えてしまったから。
私はずっと、そんな気持ちを抱えながら子育てをしています。
こんな私がこの子達のお母さんでいいんだろうか。そう、何度思ったかな。
だけど
いつかこの子達が大きくなったとき、良いお母さんだったと思われなくても
他の人から見て、どんなお母さんだったとしても
もがいてあがいて、必死に生きてきたことだけは知っていてほしい
同じにしないように、必死で考えて学んだことも
人知れず泣いて、寝顔を見つめたことも
もうできない、と諦めそうになったことも
全部全部、私が生きた証。私が、「母であろうとした証」
ごめんね。良いお母さんにはなれないかもしれない。
だけど
私はあなたのお母さんになれて、幸せです。
もしあなたが私と同じように生きづらさを抱えてしまったなら
私はただ全力で謝って、それを乗り越える方法を一緒に考えることしかできない
でも今はあなたが幸せに生きられるように
もがいてあがいて、あなたと親子であり続けたい。
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートはGrowingの活動資金にさせていただきます。ありがとうございます!