子どもと考える情報セキュリティ『メディアリテラシーを学ぼう』
こんにちは、ちいパパです。
子どもにも分かりやすいように、身近な情報セキュリティとしてインターネットの安全な使い方や大切な情報を守る方法などを紹介します。家族みんなで楽しく学んで、ICT機器やインターネットを安全に使いましょう!
1. メディアリテラシーの事例
中学生のたくや君は、SNSで「今、東京で過去最大規模の大きな地震が起こった!」という投稿を見ました。びっくりして周りの友達にその情報を広めましたが、後でその投稿がデマだったとわかりました。SNSでは、ニュースや情報が簡単に広まる一方、間違った情報も同じくらい広がってしまいます。このとき大切なのが、情報が本当に正しいか見極める力、「メディアリテラシー」です。
2. メディアリテラシーってなに?
メディアリテラシーとは、テレビやラジオ、インターネット、SNSなどで見たり聞いたりする情報を「正しく理解し、必要な情報を見つけ出す力」のことです。私たちは毎日たくさんの情報に触れていますが、それが本当に信頼できるものなのかを考えないと、嘘やデマに惑わされてしまうかもしれません。
3. メディアリテラシーを高めるためのポイント
メディアリテラシーを高めるには、次のポイントに気をつけて情報をチェックしましょう。
情報の出どころを確認する
その情報を発信している人やサイトが、信頼できるものかを調べてみましょう。公式のニュースサイトや信頼性の高い組織から発信されている情報は信用度が高いことが多いです。一方で、バズったり炎上したりすることで閲覧数を稼ぐことを目的としている発信元は、信頼度が低いと言えるでしょう。情報が古くないか確かめる
時々、昔のニュースが再度話題になることがあります。記事の日時も確認してみましょう。他の情報源と照らし合わせる
1つの情報だけでなく、他のニュースや記事も見て、同じ内容が書かれているか確認すると安心です。
4. 保護者の方へ:お子さんのメディアリテラシーを育てるために
現代の子どもたちは、デジタル機器を使って多くの情報に触れる機会が増えています。お子さんが情報に対する理解を深め、正確な知識を身につけるために、次のようなサポートが有効です。
情報を一緒にチェックする
お子さんが見たニュースやSNSでの話題を一緒に確認し、正しいかどうかを話し合ってください。情報の裏付けを探す習慣を一緒に身につけると、子どもも安心して学ぶことができます。情報の出どころについて教える
公式サイトや専門的な情報源がどういったものかを紹介し、信頼できる情報源について教えてあげてください。情報の危険性について話す
デマや嘘のニュースがどのように広まり、時には人を傷つけることがあることを話し、情報を慎重に判断する大切さを伝えましょう。
5. メディアリテラシーを学ぼう!
みんなが毎日見ているSNSやニュースには、正しい情報もあれば、間違った情報もあります。メディアリテラシーは、情報の本当の姿を見極めるための大事な力です。いろんな情報を見たときに「これって本当?」とちょっと考えるクセをつけてみましょう。そうすれば、嘘やデマに惑わされず自分や大切な人を守ることができます!
最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
次回は「スマート農業ってなに?」です。
これからも、安全なインターネットの使い方を親子で一緒に学んでいきましょう!