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子どもと考える情報セキュリティ『インターネット依存のリスクと対策』

 こんにちは、ちいパパです。
 どもにもかりやすいように、身近みぢか情報じょうほうセキュリティとしてインターネットの安全あんぜん使つかかた大切たいせつ情報じょうほうまも方法ほうほうなどを紹介しょうかいします。家族かぞくみんなでたのしくまなんで、ICTあいしーてぃー機器ききやインターネットを安全あんぜん使つかいましょう!


1. インターネット依存いぞん事例じれい

 ある中学生ちゅうがくせいCしーくんは、最初さいしょ友達ともだちとオンラインゲームをたのしむためにすこしだけインターネットを使つかっていました。しかし、次第しだいにゲームの時間じかんふええていき、がつけばよるおそくまでプレイするようになりました。宿題しゅくだい後回あとまわしにしたり、食事しょくじわすれてゲームに夢中むちゅうになる日々ひびつづき、だんだん学校がっこうやすむようになって成績せいせきがっていきました。友達ともだち家族かぞくともはな時間じかんり、がついたときには孤独こどくかんじるようになっていたのです。

 これは「インターネット依存症いぞんしょう」の一例いちれいです。ゲームやSNSえすえぬえす動画どうが配信はいしんサイトなどのインターネットコンテンツに過度かど依存いぞんしてしまうことで、健康けんこう生活せいかつ悪影響あくえいきょうることがあります。インターネットは便利べんりなツールですが、ただしく使つかわないと、心身しんしんおおきな負担ふたんをかけてしまうこともあるのです。

2. インターネット依存いぞんとは?

 インターネット依存いぞんとは、オンラインの活動かつどう過剰かじょうにのめりみ、現実げんじつ生活せいkつ支障ししょうをきたす状態じょうたいします。ゲームやSNSえすえぬえす時間じかんついやしすぎたり、動画どうがやチャットに夢中むちゅうになることで、生活せいかつのバランスがくずれてしまいます。

 おもなインターネット依存いぞん兆候ちょうこうには、以下いかのようなものがあります。

  • オンライン活動かつどう過度かど時間じかんついやす
    勉強べんきょうあそび、家族かぞくとの時間じかんよりもゲームやSNSえすえぬえす動画どうがコンテンツの視聴しちょうおおくの時間じかんいてしまう。

  • インターネットにアクセスできないと不安ふあんになる
    インターネットが使つかえないとイライラしたり、かなくなる。

  • 睡眠すいみん不足ぶそく体調たいちょう不良ふりょう
    夜遅よるおそくまでインターネットを使つかうことで、睡眠すいみん不足ぶそくになり、集中力しゅうちゅうりょくちる。また、インターネット以外いがい活動かつどうることで、体力たいりょくちて体調たいちょうくずしやすくなる。

  • 学校がっこう家族かぞくとの関係かんけい悪影響あくえいきょう
    勉強べんきょう集中しゅうちゅうできなくなったり、家族かぞくとの会話かいわったりして、人間にんげん関係かんけい影響えいきょうることがあります。

3. インターネット依存いぞんのリスク

 インターネット依存いぞんは、心身しんしん様々さまざま悪影響あくえいきょうをもたらすリスクがあります。

  • 健康けんこうへの影響えいきょう
    長時間ちょうじかんパソコンやスマホの画面がめん見続みつづけることで、からだ負担ふたんがかかり、頭痛ずつう視力しりょく低下ていかかたこり、腰痛ようつうなどの症状しょうじょうあらわれることがあります。

  • メンタルヘルスの悪化あっか
    インターネットに依存いぞんしすぎると、孤独感こどくかん不安感ふあんかんつよくなり、メンタルヘルスに悪影響あくえいきょうおよぼすことがあります。とくに、SNSえすえぬえすでの「いいね」やフォロワーすう依存いぞんすると、自己評価じこひょうか低下ていかすることがあります。

  • 成績せいせき人間にんげん関係かんけいへの影響えいきょう
    ゲームやSNSえすえぬえす夢中むちゅうになりすぎると、勉強べんきょう集中しゅうちゅうできなくなり、成績せいせきがることがあります。また、家族かぞく友達ともだちとの時間じかんり、コミュニケーションが減少げんしょうしてしまうこともあります。

4. インターネット依存いぞん対策たいさく

 インターネット依存いぞんふせぐためには、バランスのれた使つかかた大切たいせつです。以下いか対策たいさく参考さんこうにしましょう。

  • 時間じかんめて使つか
    インターネットの利用りよう時間じかんめ、ゲームやSNSえすえぬえすをする時間じかん管理かんりしましょう。たとえば、1にち1時間じかんまでに制限せいげんするなど、ルールをめることが大切たいせつです。

  • ほか趣味しゅみつける
    インターネットに依存いぞんしないために、スポーツや読書どくしょ音楽おんがくなど、オフラインでたのしめる趣味しゅみつけることが重要じゅうようです。そとからだうごかすことは、気分きぶん転換てんかんにもなります。

  • デジタルデトックスをため
    一定いってい期間きかん意図的いとてきにスマホやパソコンを使つかわない「デジタルデトックス」をためしてみましょう。たとえば、週末しゅうまつだけはデジタル機器きき使つかわずにごすなど、インターネットから距離きょり時間じかんもうけることが効果的こうかてきです。

5. 保護者の方へ:お子さんとインターネットについて話し合うために

 インターネット依存のリスクを理解し、適切な使い方をサポートすることは、親として重要な役割です。以下のポイントを参考に、お子さんとインターネットについて話し合いましょう。

  • ルールを一緒に決める
    インターネットの利用時間や内容について、お子さんと一緒にルールを作ることが大切です。強制するのではなく、共に考えてルールを決めることで、お子さんも納得し、守りやすくなります。

  • 代わりのアクティビティを提案する
    インターネット以外の活動を楽しむために、家族で一緒にできることを提案しましょう。スポーツや料理、外での散歩など、家族との時間を増やすことでインターネットから自然と離れる時間を作れます。

  • 適切なデジタル教育を提供する
    インターネットの危険性だけでなく、正しい使い方やメリットを教えることも大切です。情報収集や学習ツールとしてのインターネットの良い面も伝えつつ、バランスの取れた利用を促しましょう。


6. インターネットをかしこ使つかおう!

 インターネットはたのしいけど、使つかいすぎるとからだこころわる影響えいきょうることがあります。ゲームやSNSえすえぬえすもいいけど、ちゃんと時間じかんめて使つかうことが大切たいせつです。友達ともだち家族かぞくとリアルであそんだり、そとからだうごかしたり、いろんなことをたのしみましょう!もし、インターネットの使つかかたなやんだら、家族かぞく先生せんせい相談そうだんしてください。みんなでたのしく、安全あんぜんにインターネットを使つかえる方法ほうほうつけましょう!


 最後さいごまでんでくれて、ありがとうございます!
 次回じかいは「ホワイトハッカーってどんな人?」です。

 これからも、安全あんぜんなインターネットの使つかかた親子おやこ一緒いっしょまなんでいきましょう!

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ちいパパ『教育ICTコンサルタント』
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