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2020年6月の記事一覧
英国ロイヤル・バレエ団『ウルフ・ワークス/Woolf Works』ウェイン・マクレガー振付
イギリスのロイヤル・バレエによる新作ダンス公演『ウルフ・ワークス/Woolf Works』が、期間限定で無料配信。
ウェイン・マクレガー振付。主演ダンサーは、アレッサンドラ・フェリ、フェデリコ・ボネッリ、エドワード・ワトソン、フランチェスカ・ヘイワード、サラ・ラム、高田茜と、スター勢ぞろい!
2015年初演。
作家ヴァージニア・ウルフの小説『ダロウェイ夫人』『オーランドー』『波』をモチーフと
近藤良平『夜のカフェテラス』セッションオンライン劇場
コンテンポラリーダンス・カンパニー、コンドルズ主宰のダンサー・振付家の近藤良平氏が、東京・神楽坂のセッションハウスがライブ配信する「セッションオンライン劇場」で、ソロ公演。
タイトルは、ゴッホの絵画から『夜のカフェテラス』。
200人くらいが生で視聴したようだ。セッションハウスのYouTubeチャンネルで、期間限定でアーカイブ配信もされる。
「夜のカフェテラス」の絵を印刷した紙が載っている小
中屋敷南「おんなのこ」セッションオンライン劇場
ライブ配信された映像がアーカイブ公開されているのを鑑賞。
中屋敷南氏が最初に踊り、次に山口なぎさ氏が、中屋敷氏の踊りをなぞるように踊っていく。
後半では、過去の中屋敷氏の映像と、リアルタイムで踊る山口氏の映像を重ねて映し出し、2人がかすかに触れ合いながら、一緒に踊っているように見える。
でも実際は、2人は一緒に同時に踊ってはいない。そこにいるように感じるのに、本当はいない。触れそうなのに、触
清水美紗都「MADE IN JAPAN」セッションオンライン劇場
ライブ配信後にアーカイブで公開されている映像で見たダンス。
リクルートスーツに、日英バイリンガルのせりふを光で壁に映し出し、ジェスチャーっぽく体で語る。その後、スーツを脱ぎ捨て、自由に踊っていく。
ちょっとコンセプトが先走り過ぎ、そのコンセプトもありきたりな感じだった。
作品情報セッションオンライン劇場 第七弾
清水美紗都「MADE IN JAPAN」
6月13日(土)15:00より配信開始
『Chotto Desh』アクラム・カーン・カンパニー:移民としてのルーツや家族を踊るダンス
タイトルの『Chotto Desh』は、「小さな故郷」(small homeland)という意味だそう。
アクラム・カーン振付のダンス作品『DESH』(2011年初演)を基に、Theatre-Ritesの演出家、Sue Buckmasterが子ども向けにした作品が、2015年初演の本作。
私が映像で見たバージョンでは、主にフランス語のせりふ(音声)に英語字幕が付いていた。予告編を見ると、せりふ
【シビウ国際演劇祭2020】ダンスのオンラインプログラムの日程
シビウ国際演劇祭が、今年はオンラインで6月12~21日に無料で開催。多様なプログラムから、ダンスのラインナップと日程を紹介します。
138の公演やトークなどのイベントが無料配信シビウ国際演劇祭(英語:Sibiu International Theatre Festival、略称:FITS、ルーマニア語:Festivalul Internațional de Teatru de la Sibiu)
『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』ストーリー、原作との違い、感想
新解釈版『白鳥の湖』で有名になった、イギリスの振付家マシュー・ボーンによる新作舞台『ロミオとジュリエット』。バレエ版と同じプロコフィエフの楽曲に乗せた、現代的なダンスになっている。その公演映像が、日本の映画館で上映中。
ジュリエットが被害者で加害者にもなる残酷なストーリー近未来の、反抗的な若者たちを矯正する教育施設「ヴェローナ・インスティテュート」を舞台に、物語が展開する。
施設では、男女別に