貯金がすり減っていくばかりだ。

相変わらず鬱や身体症状が辛い。鬱の症状はそれほど強くない。身体症状が辛い。吐き気や体の痛み、痒みだ。それで痒み止めを出してもらったわけだが、痒み止めを飲んだら何だか胃の具合が悪い気がする。ただ、僕は薬にかなり敏感になっているので、これが思い込みなのか、はたまた、そもそもの胃の悪さなのか、本当に副作用なのか分からない。おいおい、また病院に行かないといけないのかい。病院通いが止まらないじゃないか。

先週から今週は、自棄になってというか、リハビリという意味も込めて、車で市内をぐるぐる周っていた。まだ散歩するには暑いから、午前中はどこかへ行っていたのだ。ショッピングモール、ブックオフ、リサイクルショップ、ゲオ、本屋数件、ハードオフ、楽器屋、ホームセンター、電器屋、薬局、１００円ショップ。まあ大体これくらいだろう。市内はもう行きつくした。僕は地方によくある、チェーン店が立ち並ぶ町に住んでいる。だからこれらをぐるぐる周っていた。ただ、これらの店に行くと何か買う恐れがある。特に本屋がマズい。本を買ってしまうのだ。だから行くのを控えることにした。後はまあウインドーショッピングだ。「ほうほう。こんなものが売っているのか」と眺めていた。ただ、もう行くところがない。これらの店に行っても何か買う恐れがあるので、もう行かない。必要な時だけ行く。ただ困るのは、それだと家にいなければならない。ずっと家にいると鬱が悪くなる気がするのだ。僕は鬱が辛く、何もしたくないのだが、なんだかずっと家にいると、落ち着かなくなってくるのだ。だからといって、暑いので吐き気がして散歩に行けない。これが困った。もう少し涼しくなったら、散歩と無料に行ける場所に行く。図書館、公園、神社、寺、無料の観光地、墓参り、海、商店街などを歩くことにする。

それでお金だ。僕は鬱で働けず、収入がない。だから貯金がすり減っていくばかりだ。大体毎月かかるのが、ケータイ代、ガソリン代、健康保険料、病院代、日用品、本、CD代、タバコ代だ。

ケータイ代は最低限に抑えている。ガソリン代もまあ仕方ない。車で外に出ないと鬱が余計に悪化しそうなので、これは仕方ない。健康保険料もまあ仕方ない。

日用品はだいたい洗面具の類だ。シャンプーとリンス以外は安いのを使っている。問題はシャンプーとリンスだ。これが結構高いのだ。僕は体質的に定期的に湿疹ができるのだが、この高いシャンプーとリンスを使わないと、それが悪化するのだ。悪化するとかなり参ってくるので、このシャンプーを使わないといけない。ただ、本当にこのシャンプーで治まっているのかは分からない。もしかすると、関係ないのかもしれない。だから『メリット』でいいのかもしれない。シャンプーとリンスは合わせて大体四千円くらいだ。これを『メリット』に変えると、三千円くらい浮くことになる。

まあケータイ代、ガソリン代、健康保険料、日用品は可愛いもんだ。問題は病院代と本、CD代とタバコ代だ。

基本的に病院に通う頻度は、精神科が一月に一回、胃腸科が二か月に一回、皮膚科が三か月に一回くらいだ。精神科は自立支援医療制度を使っているので安い。まあこのあたりなら可愛いもんだ。ただ、僕はよく身体症状が起きる。鬱になってから頭から足まで、さまざまな身体症状を経験した。問題はそのたびに、何かの病気なのではないかと思い、検査をしてもらわないと気が済まなくなるのだ。これが結構バカにならない。これを何とかしなければならないのだが、何かしらの身体症状が出ると軽くパニックになり、病院にすっ飛んで行って検査してもらうのだ。そうすると中々の病院代になってくる。何とかならないものか・・・。

そして、本とCD代だ。まあこれは多い月で一万五千円くらい使う。これは使いすぎだ。だからとりあえず、五千円くらいに抑えることにした。おそらく我慢できないと思うが、とりあえず五千円に設定した。重要なのは本屋やブックオフに行かないこと、そして、Amazonを見ないことだ。図書館へ行け。

それで一番あほらしいのはタバコだ。これが一番お金がかかっている。会社を辞めたらタバコをやめられるだろうと思っていたが、鬱と身体症状のストレスでやめられないのだ。むしろ吸う本数が増えたくらいだ。これがいけない。本当に何とかしなければならない。僕はもうすぐ３０歳になるので、これを機にやめるか。いや、タバコをやめると気が狂いそうで怖い。鬱と身体症状のストレスをどうしろっていうんだ。また、タバコとコーヒーは唯一の楽しみなのだ。今の状態から楽しみを取り上げられるのは結構キツイ。さあどうするか。

僕は働いていた時は一人暮らしをしていたのだが、会社を辞めて鬱になってから実家に戻ってきた。だから実家で療養している。実家にお金を入れる余裕がない。したがって、食費やら光熱費は払っていない。だから恵まれている方だと思う。ただ、こういう生活がいつまで続くのか分からない。もう２年療養しているが、正直言って、親も色々思うところがあるだろう。やがて貯金も底を尽きるだろう。それまでにA型作業所に通ったり、アルバイトやら就職活動ができるようになればいいのだけど。