漢方薬や鍼灸も試したけど・・・
今日は精神科の診察に行ってきた。僕は原因不明の体の痛みや痒みで悩んでいる。検査をしても異常がないので、要は「精神的なもの」なのだと思うが、僕はもうすでに「精神的なもの」に効くような薬を飲んでいる。主治医に相談すると、どうやら薬でこいつらを治すのは難しいらしい。どう難しいのか説明してもらったが忘れてしまった。
それで、僕はかなり薬に過敏になっている。まず何らかの副作用がでる。今飲んでいる薬は何とか飲めている。ただ、増やしてもらったり、変えてもらったりしたことがあるのだが、その都度、僕は何か訴える。だから主治医も薬を変えづらいのだろう。だから僕は負担の少なそうな漢方薬を提案してみた。
そんなわけで、
「漢方薬ってどうなんですか?」と聞いてみた。
そしたら、
「まず効かないです」と言われた。
そして、なぜ漢方薬が効かない理由を説明してもらったのだが、これもまた忘れてしまった。僕は人の話を聞いているようで聞いていないのだ。要は、「漢方薬は効かない」というのは理解した。
これに関しては僕も同意である。というのも僕は漢方薬が効いた試しがない。風邪をひいた時、慢性的に湿疹ができたとき、吐き気、鬱で漢方薬を試したが、いずれも効かなかった。
まず漢方薬は苦い。これが嫌だ。そして、毎食前に飲まなくてはならない。ということは飲む薬が増える。これも嫌だ。そして、効いた試しがない。
また、漢方薬局は保険がきかないので高い。それで僕は漢方内科を見つけていったわけだ。ただ、僕は鬱で精神科に通い、吐き気で胃腸科に通っている。これに加えて漢方内科に通うとなると、一つの症状で二つの病院に通うことになる。勢いで漢方内科に行ったはいいが、これでは話しがややこしくなるだろうと思って諦めたのだ。
吐き気で漢方薬を飲んだ時は凄かった。漢方薬は胃に良い成分が入っているので気持ち悪くならない、と聞いたのだが、その漢方薬を飲んで気持ち悪くなったのである。こんなコントみたいなことが起こったのである。
そして、僕は藁にも縋る思いで鍼灸も試したことがある。鍼灸といえば、往々にして保険がきかない。だから結構な額のお金を支払い、鍼灸をしてもらったわけだ。主訴は鬱と吐き気だ。ただ、これも全く効かなかった。
僕は東洋思想や東洋医学的発想は好きなのだが、どうも東洋医学は効いた試しがない。主治医的にも「効かない」だ。
ただ、実際に漢方薬や鍼灸が効いたという人もいるとは思う。そういう人は、漢方薬や鍼灸で病気の原因を対処できたのかもしれない。ただ僕には効かなかった、という類の話なのかもしれない。
ここに書いたことはあくまで僕の経験と僕の通っている精神科の主治医の考えなので、あまりアテにしないでください。実際に僕は何件か行った心療内科だか精神科で漢方薬を出されたこともあった。だから「漢方薬が効く」と思っている先生がいるのも確かである。