双極性障害をコントロールすること
双極性障害、今は双極症と言うらしいですね。
ここで、いろいろな方の文章を
読ませてもらって、知りました。
双極性障害の息子は、
隔週で、精神科に通っています。
お薬も主治医の先生と相談して、
細かく調節し、処方してもらっています。
私自身もうつ病と摂食障害を持っていますが、
治療を一番に考えてしまうと
普通の日常生活ができないくらいです。
期間も、いつまで続くのかわからない、と言われ、
年齢を考えれば、共存していくことが
一番良いという話になり、
対処療法をしながら、日々、生きています。
うつ病と摂食障害と共存していくには
対処療法ももちろん大切ですが、
うつの波のコントロールは、最も重要なことに
なります。
コントロールできるのなら、それは
大したことではない程度の
軽いものだと思われるかもしれませんが、
そうではありません。
ただ、私には責任と目標があるから、
自分を戒めたり、コントロールしたりすることが
必要なので、何とかしている、という感じです。
双極性障害の息子が
お薬での細かい調節にも慣れ、
何となく調子が良いときなどに、
自分をコントロールすることの大切さを
話し合います。
私と息子では障害の種類も違うし
治療も違うし、私の生き方が正しいわけでも
言うとおりにしなければいけないこともありません。
ただ、もしもコントロールできたなら、
それは、息子の力になるのではないか、と
提案をしました。
もちろん、調子の悪いときなどは
そういう話も耳に入りませんから、
本当に調子の良さそうな時に話したのですが。
昨夜、息子はパソコンのモニターを
パンチして、画面を割りました。
友達のゲーム配信に参加して、
理不尽なあおりを受けたことが原因でした。
今の息子は、調子が良い方とは言えません。
躁と鬱の混合期のようです。
思考は大変ネガティブですし、すぐに
怒ります。
本人曰く、トゲトゲ期だそうです。
そして、気まぐれに外出したがります。
ほとんどは希望通りつきそいますが、
どうしても無理な時は、近所のコンビニとか
散歩程度とかの代替え案を出して
折り合いをつけます。
希死念慮がありますので、目が離せない状態でも
あります。
それでも、自分の行動を振り返り、
その行為が正しかったのか、
間違っていたのか、改善の余地があるのか
話し合います。
診断されたばかりの頃は、ただ不安定で
危険でしたが、今は
本人の努力もあり、
少しずつ、落ち着いて自分を振り返られるように
なってきました。
これまでの意見は、
私の持論で、正しいのかどうかは
わかりません。
ただ、少しでも息子が生きやすくなるように、
それだけを願って、試行錯誤して
いきたいと思っています。