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4限目ビジネスモデル論【新卒就活編】

お疲れ様です。ヤマサンです。今回で大学生編は最後です。派生した体験談をまだまだ書ききれていないので、後々投稿していきたいと思います。
3年生は前日談といった感じですが、今回はメインの就職体験談についてお伝えします。


【大学4年生前期】


初めは製造業(メーカー)を中心に企業を訪問していました。製造業が盛んな地域に住んでいたのも志望業界となった大きな要因です。
他にも親が工場で働いていたことや自分の持っている資格免許が製造業ならなんとなく適性があるのではないかという気持ちで参加していました。

会社見学という形で企業に訪問しては似たような工場を見学し、同じような質疑応答を繰り返し行っていました。(次の選考に進むためだけに形として参加をした感じです。)

【理想とギャップに苦しんだ】


3年生の頃から感じていたことですが、ギャップとして文系の学生で募集をしていたのは、営業と事務の仕事が中心でした。

中には大卒なんだから当たり前じゃん?と感じる人もいると思いますが、無知な新卒就活生の自分としては製造業(メーカー)=ものづくりや技能、技術の会社だと思っており、製造業(メーカー)で働くために必要になるであろう資格や免許を取得し、頑張ってきたので、自分なりに頑張ってきたのに、その頑張りが評価されない。そういった就職活動のギャップに苦しみ。眉毛が薄くなりました…

採用担当の人からは「中途向きの資格をたくさん持っているね~」「君が中途だったら採用していたよ」等

【地元から全国の企業も見るようになった】


僕は22卒の学生であり、就職活動を行っていた当時はコロナ渦でオンライン化が盛んとなっていたので、最初は近隣の大都市、東京の企業、田舎の大企業、地元の中小企業を受けていました。

全国の企業の中からとある大企業の最終選考まで進みました。同世代や近しい世代ならCMで見かけたこともあると思います。
※業界を言うと高確率でバレるので言いませんが、とある大企業のサービスエンジニア職を受けました。
100人程度の採用で4000くらいのプレエントリー数でした。

何時間も前に本社近くで面接練習を行いつつ、最終選考の時間までしっかりと対策をしていました。最終選考は集団面接だった。
待合室には10~20名ほどの学生が居ました。最初に「全国転勤の覚悟はあるか?」と誓約書があったので、サインをしてから面接に向かう。


初めての集団面接、周りは誰もが知っているような超高学歴層ばかりでした。学生5名程度でグループとなって面接に向かう。

一人ずつ自己PRをするのだが、初めの男性の自己PRが長い。大阪出身の男性で半分くらい喋っていた。偏見だと思うが、大阪出身の人は良く喋る。

内心ムカついていたが、彼なりに必死だったんだろうと思う。
今では彼が受かっていても、落ちていてもどうでもいいです。

僕も自己PRをしたが、上手く出来なかった。他の人が深堀されている中、僕には詰めがありました笑
おじさん「なんで通信制なの?」
ヤマサン「すみません勉強が苦手でして笑」
おじさん「それって君の努力不足なんじゃないの?」
ヤマサン「おっしゃる通りです」
おじさん「機械系に興味持ったのはいいけど大学なり転入すれば良かったんじゃない?」
ヤマサン「そこまで考えが及ばなかったです」

深堀もされなくなり、1週間後不採用の連絡がありました。
この頃の僕は多分就活鬱になっていたんだと思います。ほぼ毎日会社説明会、面接、履歴書作成と全く内定が取れない自分を責め続ける日々でした。

【コンプレックスと勝つことに対する執着】


高学歴に勝ちたい、理系に負けたくない。こういった負の感情がずっと頭を巡っておりました。どんな手段を使ってでも勝つ、勝つことが全て、勝たなきゃ意味がない、勝て、勝たなきゃゴミ、勝てなきゃ一生底辺なんだ、勝った人間が幸せになれる、負けは自己責任自分は負け組、落ちこぼれ、人に勝つにはどうすればいいのか?勝つことに対する執着に囚われるようになりました。

文系の自分と理系の学生で自分だけ先に帰された話や、合同説明会で同じ大学の後輩を露骨に贔屓する自動車販売店の女性スタッフの話、学生時代遊び惚けていたハローワークのおばさんに説教されて涙が出るほど悔しくて情けない思いをした体験等が主な要因となり後に続く、理系に対するコンプレックス、高学歴に対するコンプレックス、就活について自分が悦に浸るためにいらないアドバイスや説教をする痛い人たちに対する憎悪が増していきました。

【大学4年生の6月~7月にようやく内定を得る】


初めて内定を得たのは大学4年の6月中旬頃で内定先は地元の中小規模の製造業でした。会社説明会終了後に面接があったことに驚きつつ、面接の雰囲気は穏やかな雑談という感じでした。後日内定の連絡と内定通知書が届き、初めての内定に安堵しつつ、自信を奮起させ、改めて就職活動を継続するようになりました。

同時期に受けていた東証プライム上場(当時は東証一部上場企業)の選考にも参加をする。面接は2回で全てオンライン面接だった。
その企業はサービスエンジニア職を大量採用しており、ヤマサンは技術職で手に職を身に着けたいと思い、その企業を受けていた。
自己PRでは資格取得の理由、技術を身に着けて活躍したい、今までとこれからの学習意欲をアピールし、内定をいただきました。
私自身これ以上就職活動を続ける気力もなく新卒の就職活動はここで区切りをつけて終えることになりました。

以上が私が経験した新卒時代の就職体験談でした。ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回は就職活動が終えた後に過ごした残りの大学生活についてお話しします。

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