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【しごとのルール】01-02.人に聞く

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これも奥深いテーマ。

そして、仕事において、まず最初に取り組むべきアクション。

それは、どんな仕事、どんな仕事のステータスであろうと、まったく変わらない。

町の魚屋だろうが、何億円を動かすベンチャーキャピタルだろうが、やることは変わらない。

「人に聞く」

これは、日本を代表する雑誌をつくっている最先端のキーマンから教えてもらった教訓である。

彼曰く「マーケティングとは『人に聞く』ということ」だそうだ。

この言葉は、だんだんとぼくの仕事に重く、いや、軽やかにのしかかってくる。

「人に聞く」時間はそれはそれは楽しい時間だ。

頭の中に立ち込めていた霧がみるみる晴れてゆき、新しい景色が広がり、枯れ果てた大地だと思われた自分の脳みそからアイデアが次々に湧き出てくる。

なのに、ついついこの原理原則を忘れて、いつの間にか自分の頭の中や会議室の中にこもって、あれやこれやと妄想を膨らませていい気になってしまう。

しかし、いつも現実は、会議室の外で起こっているのだ。(踊る大捜査線のご指摘の通り)

自分が時間をかけて育てた仮説は可愛い。

だから、仕事が進めば進むほど、怖くて人に聞けなくなる。

そして、必ず失敗する

「人に話を聞く」

このテーマは、奥深過ぎて終わりがない。

だから、もう終わります。

あなたが何かに困ったら「聞く」。

このことだけをメッセージとして、この話を終わりとしたいと思います。

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