【しごとのルール】01-03.「壁にぶち当たったら、ひとつ前に戻って、もう一度話し合い。それでも納得いかなかったらもうひとつ戻る。必ずみんなが一致する場所がある」
これは、ぼくが社会人を13年間経験して、試行錯誤してたどり着いた、チームビルディングの流儀です。
社会や会社を悪くしようと思って働いている人は、誰ひとりとしていない。
そう考えると、もし他の人と意見が衝突して、ケンカになって、口もききたくない、となってしまったメンバーも、どこかに「そこは合意する」という場所が必ずあります。
だから、もし一時的に不協和が発生してしまったら、とにかくまずメンバーを「信じる」。
そして、それぞれのメンバーや自分の想いを、目の前のこと、その目的、さらにその背景について、本質的な納得がいくまで話し合う。
そうすることで、全員が改めて、目の前の仕事に対してコミットし、モチベーションが復活します。
これは、社内のチームだけでなく、外部との調整でも全く同じだと思っています。
「よりよい社会を実現する」
このゴールを大前提として、お互いの利害が一致するところを探ると、どこかに必ず双方が一致する場所があります。
その一致した場所に対して、お互いが何ができるかをアイデアを出し合うことで、交渉は成立し、具現化に向けて動き出します。
「壁にぶち当たったら、ひとつ前に戻って、もう一度話し合い。それでも納得いかなかったらもうひとつ戻る。必ずみんなが一致する場所がある」
これは、誰とでも仲良く仕事するための奥義です。
では、また。