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【社会】実はこれだけ中学歴史~ゴロ合わせ編~パート1

 みなさまこんにちは!LIT代表はるです。今回から、つぶやきで好評いただきました歴史ゴロ合わせシリーズをおぼえやすくするために、まとめていきたいと思います。さらに、各時代の文化についても解説しつつ、
明治時代以降の「流れ」で覚え方を伝授していきたいと思います。
 良かったら、最後までお読みください。


飛鳥時代

ゴロ合わせの前に覚えておくこと~聖徳太子~

 聖徳太子は、日本初の女性天皇である推古天皇(すいこてんのう)時代の皇太子として摂政を務め、政治の補佐し、「十七条の憲法」「冠位十二階」など当時画期的な政策を行いました。また、当時先進国の隋へ遣隋使を派遣しました。
 「十七条の憲法」は、天皇中心の政治を推進するべく、貴族や官僚に向けて道徳的な規範を示すものでした。
 「冠位十二階」は、世襲制ではない、日本初の人事評価制度で、貴族の出身以外でも、功績や才能があれば出世できる制度でした。

645年 大化の改新(ゴロ:ムジコの改新)

 中大兄皇子と中臣鎌足によって起こされた政治改革で、聖徳太子亡くなった後、調子に乗った蘇我氏をしばいた事件です。

全く無事故ではない、ムジコの改新

その後、

 「班田収授法」は、戸籍に基づいて6歳以上の男女に「口分田(くぶんでん)」と呼ばれる田んぼが貸し与えられました。口分田は終身の使用が許されていましたが、死亡の際には国家に返さなければなりませんでした。
 加えて、税金として収穫した稲を納めさせました。

663年白村江の戦い(ゴロ:見るもムッムザン 白村江)

 百済復興を目指す百済、日本連合軍VS阻止する新羅、唐の連合軍戦い。
日本は朝鮮半島まで出兵するが、ムッムザンな敗北で百済滅亡しました。

672年壬申の乱(ゴロ:ロクナニーちゃんじゃねぇ壬申の乱)

 天智天皇(中大兄皇子)の後継を巡り、大海人皇子(実弟)VS大友皇子(息子)の叔父、甥っ子の戦い

大海人皇子(実弟)が勝利し、天武天皇に!

701年 大宝律令(ゴロ:ナオイー法律 大宝律令)

 中国(唐)にならい、刑法に当たる「律」と民法や行政法などの「令」を藤原不比等(鎌足の息子)らが、編さんした日本初の本格的な法律

710年 平城京への遷都(ゴロ:ナットウねばねば平城京)

 唐(中国)の長安にならい、現在の奈良県に都を移しました。
なぜ都を移したかは、まだはっきりしておらず、仏教勢力の干渉を防ぐためと言うのが有力です。ここから奈良時代へと時代が進んでいきます。

飛鳥文化

<コンセプト>

日本で最初の仏教文化

<建築物>

 現存する世界最古の木造建築「法隆寺」は、聖徳太子が建立しました。柱を観察してみると、柱の中央部分を膨らませたギリシャの建築技法(エンタシス技法)が使われており、技術の伝来があったことが伺えます。

奈良時代

743年墾田永年私財法(ゴロ:公地公民、ナシサ)

 「班田収受法」により、6歳以上の男女に「口分田」を与え、税金を取っていたが、人口の増加に伴い、口分田が不足したので、新たに開墾した土地をずっと私財にしていいよという法律です。

794年平安京遷都(ゴロ:ナクヨうぐいす平安京)

 あまりにも有名過ぎて、つぶやきではやってませんでした。ごめんなさい
さて、気をとり直して、桓武天皇が都を、平安京(現在の京都市街)に移しました。

天平文化

<コンセプト>

国際色豊かな仏教文化

<建築物>

〇東大寺法華堂や唐招提寺金堂
〇正倉院
 (仏具や文書などの宝物を収納する倉庫であり、聖武天皇の遺品が収められ 
 ていた建物)
 ※「校倉造り(あぜくらづくり)」という、建築技術が活用されており、
 内部の湿度が適切に保たれ、高床式なこともあり通気性もよく、宝物庫と
 しては最適でした。

<文学>

〇日本最古の歌集「万葉集」

初春の月(れいげつ)にして
気淑(きよ)く風
梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き
は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす

万葉集 梅花の歌、三十二首の序文 大伴旅人

「令和」の語源となった歌です。勝手に現代風に訳してみましょう。

空気は美しく、風はやわらかで、化粧をした美女のように白い梅の花が咲き、蘭は香水のような香りをただよわせてる
あーなんて、素晴らしい時期だなー

はるを

 素晴らしい文化が花開く的な想いを元号に込めたのかもしれませんね。英語にすると、「Beautiful Harmony」と外務省が「令和」を訳していますが、日本奥深さ、趣深さを感じることができますね。

〇古事記、日本書紀
 これらの歴史書は、天武天皇が編纂(へんさん)を命じて作らせた歴史書になります。神代の時代から天皇へバトンが渡る様子が書かれています。本当なのかは分かりませんが、神話の時代から現存する王朝で、生活できている日本人は、もっと自国に誇りを持つべきかもしれませんね。

〇風土記
 その地域にどのような動植物や資源があるかなど、特徴を調査して記録したものです。

まとめ

 みなさまいかがでしたでしょうか?つぶやきで連載していた、歴史ゴロ合わせシリーズに、その時代の文化をまとめてみました。想いは溢れてしまい、奈良時代までしか進みませんでした。ちょっと長くなりそうですw
 最後までお読み下さり、ありがとうございました。次回のこのシリーズをお楽しみに!

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