私と美 : ブスと言われ続けて変われた私

今回の投稿は、頭のいい友人に、もうあなたはそのままで美しいんだから、昔のことは握りしめずに手放していいんじゃないの?

と、言われ、書くことを決めました。

◆地元を出るまで言われ続けた「ブス」という言葉

私は生まれた頃から全身に濃いムダ毛が生えていて、いつも母といかに隠すか?いかに処理するか?に悩まされてきました。

【こんなに醜い私を見ないで!】

いつもそう思っていました。
ミニスカートを履きたくても、生足では履きたくない。
堂々とミニスカートを履いて、毛の悩みなど一切ないように見える子を恨んでさえいました。

なぜこんな身体に産んだの?!
五体満足で健康体で産まれたくせに母親にもキツく当たってしまいました。

とにかくムダ毛のことで容姿にも自信がなく、ムダ毛を隠す服ばかり着ていました。

自己肯定感など一切なく、オシャレもムダ毛で制限されて、全く自信がなくいつも暗い表情で、ムダ毛を撲滅するまで男性と結婚できないと思っていました。

男の子を紹介されてデートしても、いつも相手から断られて、自分を責めていました。

『ムダ毛だらけで、ブスの私なんか選ばれるわけがない。』

そんな私を傷つけるのが楽しかったのでしょう。

フレネミータイプの女の子が、合コンを開き、私の気になった男の子を聞き出し、後日その子とデートしたとか、紹介した男の子と付き合いたいか私に聞き出し、男の子側の私は可愛くないから嫌だという本音をばらして私を傷つけ続けました。

もう彼女と付き合うのは無理だったので、ある日バスで呼びかけられて一切無視し、私が上京してそれきりになりました。

◆垢抜けたくて、美しくなりたくて

20代の私は、ファッション誌5冊は買い、このような漫画を読んでは、淡い期待を抱いていました。

さまざまな女性がメイクで生き方が変わる話。
この時にいろんなメイクの学校を探すも、3ヶ月で20万とかね…
とても出せなかったです。

主人公は大手デパートの布団売り場からいきなりアパレル売り場に異動し、四苦八苦しながら、成長する物語。
厳しい女上司の美姫様がスタイルがあるオトナの女性で憧れていました。

主婦30歳、ズブの素人からプロのモデルになる話。努力する主人公がかっこいいと思いました。

続かなかったけど海外のセレブファッション雑誌を買ってスタイルブック作ったり、SATCのキャリーのスタイルに憧れたり、スーパーモデルのケイト・モスやスクールミュージカルのヴァネッサ・ハジェンズのスタイルが好きでした。GossipGirlのセリーナ役のブレイク・ライブリーもめちゃくちゃ憧れ!
親友のブレア役の心情もめちゃくちゃ分かりすぎて涙する時もありました。
どうせ私じゃなくて、みんなはセリーナ選ぶんでしょ?
という自己肯定感の低さ。
うん、圧倒的なセンターオーラ、羨ましいよね。

でも私は歳を重ねたからか、自分が自分らしく生きられれば充分だと思っていて、顔の造形もあまり気にしていません。
ただ、横顔に自信を持ちたいから、歯列矯正はしたいです笑

◆治らないニキビ

顎のニキビが酷く、皮膚科に通ったり、ニキビに良い基礎化粧品を買ったり、美容家の本を買ったり、ピーリングやイオン導入したり、通っていた皮膚科の看護師さんがお肌が綺麗で羨ましく、なんで私は綺麗になれないんだろうと悲しくなっていました。

そこで、勇気を出して会いに行ったさやか先生のもとで6年お肌や服にガッツリ自己投資して、永久脱毛もし、ある程度納得のいく自分になれたかなと思います。
今後もお肌と脱毛への自己投資は続けます!

◆今度は私がスタイルのある女になるために

スタイルのある女性 = 見た目の美しさで惹きつけて、内面から湧き上がる美しさと知性で相手を掴んで離さない女性

と、私は定義しています。

見た目にこだわるのは、興味を持ってもらうためのツールです。
でも外側だけ繕ってもダメだなと思います。
今の私がまさにそうですし、ようやくやりたいことを見つけて、体当たりで地を這いながらぶつかっていこうと思っています。
その過程でカッコ悪いことや失敗もして、隠さない。10年後にシワがあっても美しいと言ってもらえたら最高です!

見た目の美しい女性を見るのは好きですが、私は飾らない女性たちの笑顔が何よりも好きです。

近所の中華屋さんの奥さんの笑顔、畑の土地主さんたちにお野菜をお配りした時の笑顔。

何よりもパワーを貰えます!
純粋なるパワーで私の心の写真に刻まれているのですよね。

◆最後に

私はもうブスではないと思えています。
それは見た目を変える努力を沢山したから。

それでもまだ内面が薄い&浅いのが悩みで、学びたいことも出てきて、私の自分磨きはまだまだ続きます!

そして、私の夢の一つはSATCの伝説のスタイリスト、パトリシア・フィールドにスタイリングしてもらって、キャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーと最高の写真を撮ること!
引き寄せます!

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