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寒空の徒歩通勤|久々のストライキ

きょうは近郊公共交通のストライキだそうだ。おそらく明日も。
一時期ほどの頻度ではなくなったが、まだ各方面でストライキのニュースが聞かれるドイツである。

日曜日にバスの時間を調べるのにこの団体の運営するサイトにアクセスしたときにはなんのお知らせもなかった。
昨日、職場の一斉メールでこれを知った夫。さて、どうするか。
リモートワークできないことはないが、ラップトップではかなり制限されるため、やはり職場に行きたいらしい。

あまり困った様子がないのは、徒歩で行けると思っているからである。むしろ軽くうれしい気持ちもあるかもしれない。
あまり身体を動かさない職種であるため、これまでも仕事がタイトになるとよく歩いていた。
職場まで5.5kmをいつもぴったり1時間で歩く。

気候のいいときはそれもいいと思うが、きょうの天気はこんなだ。
相変わらずメリハリのない気温で、さらに一日中、霧に包まれている。

17:02の太陽は日の入りを示すマーク…


こんな天気もお構いなしに、夫はいそいそと出かけていった。
きょうはあまり食材がないな、と思っていたので渡りに舟とばかりにお弁当をサボり、バナナとみかんだけ持たせる。荷物が軽くなっていいでしょう。笑

いつも着ているダークグリーンのダッフルコートの代わりに、今季はまだ出番のなかった赤いウルトラライトダウンジャケットを引っ張り出した。
日の出はまだ8時過ぎと遅い。こんな暗い霧の日には、普段は派手に思われる色ぐらいでちょうどよいかもしれない。

と、出かけてすぐにメッセージが入った。
いつも乗るバスが通り過ぎていったのだそうだ。どうもこの路線は今回は同調せず、通常運行しているらしい。
それでも結局、夫はそのまま職場まで歩いた。50分の新記録、と喜んでいる。
帰りはバスで帰れそうでほっとしたが、これがまたわからないのがドイツである。
念のため、早めに仕事を切り上げた方がいいと勧めるつもりだ。

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