起業を成功させるために必要なのはマーケティングではない
これから起業する人、そして起業したばかりの人は、なかなか新規顧客が獲得できないということで困っている人も多いでしょう。そもそも、見込客をどうやって集めたらいいのだろうか、と悩んでいる人もいるでしょう。
このような人たちに起業で成功するために、重要なことをお伝えます。
世の中には、溢れるほどの起業ノウハウや情報があります。
しかし、これからお伝えすることを語っている人はごくわずかです。
私はどうしようもなく不思議でたまりません。
中小企業庁が発行している「中小企業白書」によると、会社や個人事業主が起業してから1年後に生存している確率は95.3%です。この数字はフランスの83.6%、米国の78.0%、ドイツの76.9%などと比較するとと高い水準です。
そして、起業から3年目の生存率は88.1%、5年後は81.7%と徐々に生存率は減っていきます。起業してから3年で倒産する会社は、ビジネスが波に乗らずに廃業するケースが多いようです。また、資金が底をついた、経営戦略のないまま雇用を増やしコストが増えたなどが原因の場合もあります。
また、3年以上生存している会社は業績が安定している場合が多く、倒産する企業は減少傾向になります。つまり、3年間生き残れた会社は、その後も存続できる可能性が高まるということが言えます。
では、倒産してしまう原因にスポットを当ててみましょう。
■資金不足
■財務の知識が乏しい
■経営計画通りに進まない
■急激に事業を拡大して失敗してしまう
そして、もうひとつ大きな原因があります。
組織でも、個人でも、この能力がないと倒産に至ります。長期的に利益を生み出すためには必須といっても過言ではありませんが、なぜかここを疎かにしてしまう起業家が多いのです。
そして、マーケティングに力を入れます。理由は簡単です。
理想的なマーケティングができれば非常に効率的だからです。労力もコストもかからず、手を汚さなくてもいいからです(正確にはそう見えるだけですが)。おまけにブランディングにも寄与しそうなイメージです。
それでは本題に進みましょう。
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