石丸伸二にみる理想の広報戦略とは?
私は営業マンなので、顧客の前で政治の話はしないようにしています。
しかし、今回の東京都知事選の石丸伸二さんの戦略には目を見張るものがあります。これは石丸さんの政策についてではなく、あくまでも認知度を高めるための広報活動についての戦略です。
見事なのは、リアルとネットで有機的に機能しているところです。
ビジネス視点で分析しても大変勉強になります!
石丸さんを有名にしたのは、安芸高田市の市長のときに発言した「恥を知れ!恥を!」です。
石丸さんは、安芸高田市長就任直後の2020年9月、市議会でいびきをかいて居眠りする議員の姿を目の当たりにし、Xに投稿しました。この投稿をめぐる議会との応酬が大きな話題となりました。
2022年6月10日の市議会では「居眠りをする、一般質問しない、説明責任を果たさない。これこそ議会軽視の最たる例です。恥を知れ!恥を!という声があがっても、おかしくないと思います。どうか恥だと思ってください」と発言しました。
このなかで、「恥を知れ!恥を!」の部分が切り取られ、全国的に話題となりました。
そして、YouTubeの「【公式】石丸伸二のまるチャンネル」の登録者数は26.5万人です。参考までに、安芸高田市長時代に開設した「広島県安芸高田市公式チャンネル」の登録者数は、自治体として日本一の26.7万人です。
そんなことで、元々ネットでは歯に衣着せぬ発言と、市議と対立している青年市長としてある程度の知名度がありました。「リアル半沢直樹」とも言われていましたが、それはネット内だけでした。
しかし、ここ1ヶ月ですっかり全国区になりました。
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これに加えて街頭演説では、財界の大物が次々と名乗りをあげて、応援に駆けつけています。
石丸さんの広報戦略の核となっているのは、「1日10回以上の街頭演説」です。生の石丸伸二見たさに、多くの聴衆が集まります。東京以外からも多くの人がかけつけるのが凄いです。聴衆の数は、候補者のなかで圧倒的にナンバー1です。
しかし、後援会があるわけでもなく、組織があるわけでもなく、ボランティアがいるだけです。
そして、最近では街頭演説で「LINEを開いて上位に表示される人に石丸伸二のYouTube動画を送ってください」と、LINEによる拡散作戦を促しています。
まさに、リアルとネットの融合、シナジー攻撃です。これは、学ぶべき点が多いですね。ここまで、リアルとネットを上手に融合させた人や企業はそうそういないでしょう。営業にたとえれば、フィールドセールスとインサイドセールスが噛み合った感じです。まさに理想です。
私が一生懸命に力説したところで、これを真剣に考えて行動に移すのはわずか100人に1人。しかし、私が力説しなければ、1人もやらないかもしれません。そもそも、石丸さんを広報戦略から分析する人も稀です。
そういった意味では、この記事はあなたにチャンスを提供する貴重なコンテンツでかもしれません・・・
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