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経営計画を作成するとなぜか実現する

企業の夢と挑戦を支援して業績アップを実現する
株式会社リンケージM.Iコンサルティングの長谷川博之です。

企業には「経営計画」が必要です。
これは企業規模にはまったく関係ありません。
「当社は、まだ経営計画を作るような規模ではない・・・」
という経営者がいますが、経営計画なき経営は成り行き任せです。

そこで今日は経営計画を作成するメリットをわかりやすく解説します。

経営計画には「短期」「中期」「長期」があります。
短期経営計画は今期や来期のこと、
中期経営計画は5~6年先のこと、
長期経営計画は10年先の計画です。

ですが、社会環境の変化が激しい昨今、長期経営計画を立てるのは
非常に難しいのか現実です。
それでも、長期経営計画を立案するのは経営者の大きな仕事です。
あくまでも現時点での10年後の自社の姿を描き、
社会環境の変化に合わせて定期的に見直せばいいのです。

経営者の中には
「半年先のこともわからないのに10年先のことなどわかるわけがない!」
という人もいますが、だからこそ10年後の経営計画を作成するのです。
ここを履き違えると長期経営計画は不要だということになってしまいます


さて、経営計画を作成するメリットですが、
当社クライアントで立て続けに凄い成果が出ました。
これから紹介する事例を読めば、いかに経営計画が大切なのかが
理解できると思います。

また、人間の持つ能力は「意識的なもの(=顕在能力)」だけでなく、
「無意識的なもの(=潜在能力)」の影響が大きいこともわかります。


まずは、サービス業のクライアントです。
この会社は、2年半前に10年間の長期計画経営を作成しました。
具体的には、「経営理念」「ミッション」「ビジョン」「社訓」
「経営方針」「事業計画」を策定しました。

当時作成した経営計画書を見ると、2021年に新規出店することが
最初に謳ってあります。
そうしたところコロナ禍の中、2021年春に新規出店を実現させました。
計画では新潟県内に出店する予定だったのですが、
なぜか関東に出店しました。
それでも凄いことです!
2021年以降も4~5店舗出店する計画ですから、非常に楽しみです。


次も当社クライアントです。
ここは製造業と小売を行っています。
ここも2年半前に経営計画を作成しました。
2020年は社長交代、2021年は社屋改装と明記してありました。

先日、連絡があり社屋を改装したとのことでした。
また、昨年の今頃も計画通り、社長を交代したとの連絡がありました。
コロナ禍真っ只中での社屋改装は素晴らしいと思います。

この2社に共通しているのは、
経営計画通りに実現しているということです。
プロの私が見ても怖いくらいに計画通りなのです。
もちろん、身の丈に合った経営計画を作成したのも要因です。

通常であれば、実行する時期が前後したりすることはあります。
特にコロナ禍ですから、多額のコストがかかることは、
今期は見送ろうという企業が多かったと思います。

また、経営計画は作成したが、定期的に進捗状況や目標達成状況を
確認していないために、経営計画が絵に描いた餅になっている企業も
あります。


経営計画実現のための行動をするには、
常日頃から経営計画を意識する
必要があります。

この2社は、経営計画が絵に描いた餅ではなく、
しっかりと行動するための道標となっていたということです。
ですから、コロナ禍でも実現できなのだと思います。
もちろん、経営者の意思と覚悟、経営者を信じる社員とが
一丸となったから実現できた
のです。

この2社以外にも、経営計画を作成したことで、
計画したことが実現した企業はたくさんあります。
ですから、まずは経営計画を作成して会社としての道標を
明確にすることが重要です。

そうすれば、意識的にせよ、無意識的にせよ、
道標の向かって動き出します。
それが人間の能力です。


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長谷川博之
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