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おやきビジネス

さて前回に引き続き今回は、おやきビジネスです。これは、長野県の小川村にある(株)小川の庄が行なっている事業です。
小川村は現在人口はや2500人、高齢化率45%を超えています。
葉っぱビジネスの上勝町同様に高齢者の多い地区です。

ところで皆さん「おやき」を知っていますか、食べたことありますか?
ない方は是非、こちらから購入してみてください。→(https://www.ogawanosho.jp/html/company.html)
おやきは、麦や雑穀を皮の材料として、その皮であずき、野沢菜、山菜などを具にした食べ物です。
小川村は決して耕作に向いている土地ではないそうです。斜面が多く、粘土質の土地であっため麦や雑穀などの栽培に使われていました。
また、野沢菜なども粘土質の土地でも育つ為よく作られていたそうです。
それらを使って作る郷土料理がおやきです。

おやきはそもそも、家庭料理でそのノウハウは小川村のおばあちゃんが持っていました。
それを資源と見た、(株)小川の庄の創業者の権田市郎氏がこのビジネスをはじめました。
地元の作物とおやきのプロフェショナル地元のおばあちゃんが、主役のビジネスができました。

このおやきビジネスは、昭和61年から始まっており地域ビジネスのパイオニア的存在ではないでしょうか。
また、平成元年には、アメリカのロサンゼルスで行われたJapan Expoに参加し、日本だけでなくアメリカでも大きく取り上げられました。
本当に美味しいので是非食べてみてください。

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