LINK(地域支援団体)

地域課題を解決する企業、個人、団体などをつなぎ、サービスを提供する為のスキームの作成を支援する団体です。持続可能なサービスを構築する為には、企業や個人が単独で課題に立ち向かうのではなく、情報を共有し協力体制を築くことが重要です。ぜひ私たちとLINK(つながり)しましょう。

LINK(地域支援団体)

地域課題を解決する企業、個人、団体などをつなぎ、サービスを提供する為のスキームの作成を支援する団体です。持続可能なサービスを構築する為には、企業や個人が単独で課題に立ち向かうのではなく、情報を共有し協力体制を築くことが重要です。ぜひ私たちとLINK(つながり)しましょう。

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まちづくりを始めませんか?

皆さんは”まちづくり”と聞いて、何を思い浮かべますか?ICTの活用や地域住民を交えたワークショップ、地域おこし協力隊などのワードが頭の中に浮かんできませんか?そして自分には関係ないと思っていませんか? LINKは、住民・民間企業・個人事業主・教育機関など地域にある資源をつなげ、地域の課題に対して解決できるサービスや仕組みを作る支援を行う団体です。助成金などに依存せず、持続可能なサービスを構築できるよう、地域の課題を分析し、今ある資源や資源の組む合わせで課題解決を目指します。

    • 移動カフェ事業が始まりました

      かなり久しぶりの投稿になります。ここ数ヶ月、ベンチャー企業の立ち上げに忙しくて、投稿をお休みしていました。 さて、今回は和歌山県紀の川市で新たに始まった取り組み「移動カフェ」です。 先日、紀の川市役所の高齢介護課総合事業班の担当者さんにお願いして、見学に行かせていただきました。 地域コミュニティが薄れてきやすい現在において、住民さんが自然と集まり、ご近所同士の声かけや地域の活性化につながるためのきっかけになれば期待しています。 無料でコーヒーやお茶を提供しています。また、必

      • 地方を活性化する為には part1

        地方創生という政策が始まりもうすぐ6年目ですが、地方創生ってなんだったのか考えてみました。地方創生とは、2014年に第2次安倍内閣によって打ち出されました。東京一極集中を是正し、地方の人口減少を抑制、日本の全体を底上げするものです。 具体的な方法として、地方の雇用創出、地方への人口流入、若者のワークライフバランスを保つ、地域間の連携などがあります。 ここからは個人的な意見ですが、まず人口の減少は地方の問題なのかという疑問です。地方に若い人が流れたら人口問題が解決するのかとい

        • 御用聞きビジネスpart2

          前回に引き続き株式会社御用聞きについて書いていきます。 5分から100円や300円といったリーズナブルな価格設定により、小さな困りごとを解決するこのビジネスモデルは、気軽に使えるところが高齢者にとってはすごく魅力的であると、前回も書きましたが、実はそれ以外にもすごく重要なポイントがあります。 このようなサービスは、決してここだけではないのです。困りごと解決のサービスはシルバー人材センターをはじめ、多くのNPO法人や社会福祉法人でも取り組んでいます。 しかし、株式会社として地

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        まちづくりを始めませんか?

          御用聞きビジネス

          東京23区を中心に、高齢者の困りごとに対応する地域密着型のサービスを展開する、株式会社御用聞きという企業が有ります。 ちょっとした困りごとから、大掃除や遺品整理など高齢者層に起こりやすい様々な課題を解決するサービスを行っています。 価格は、5分100円、5分300円とリーズナブルな設定になっています。 電球の交換やビンの蓋を開けるなど、ちょっとした困りごとは100円、掃除や草むしり遺品整理などは5分300円となっています。 便利屋サービスは、一時期非常に話題になりました。

          御用聞きビジネス

          本日はありがとうございました

          本日お邪魔させていただきました、事業所の皆様お忙しいところありがとうございました。 和歌山県紀の川市にある通所介護事業所を訪問させていただき、このLINKでのプロジェクトではないのですが、すすめているプロジェクトについていろいろとご意見いただきました。 率直な意見としまして、本日訪問させていただいた事業所の管理者様は、真剣にご利用者様のことを考えていると思いました。 皆さん、利用者様が良くなるように模索しながら、多忙な業務をこなされていると感じました。 本日、私を含め理

          本日はありがとうございました

          高齢者の課題解決型ビジネスは普及するのか?

          日常生活における高齢者の課題は、本人やその家族という小さな単位で起こり、内容も多様です。 これらの課題に対応する単位が小さく、それに対する報酬単価も少額になってしまいます。 また、これらの課題の多くが日常的に起こっているわけではなく、課題の発生時期はばらつきます。 このような問題が、ビジネスとしては成立しにくいと要因ではないでしょうか。 現在このような課題に対応しているのが、個人商店やシルバー人材センターなどです。 また、大手ではダスキンやベアーズなどが、家事代行サービスを

          高齢者の課題解決型ビジネスは普及するのか?

          学校付き高齢者住宅?

          カレッジリンクという言葉を聞いたことがありますか? カレッジリンクとは、大学と地域住民がともに学び、時には意見を出し合って地域課題の解決に取り組んだりすることを言います。 この仕組みを老人ホームなどの高齢者向け住宅と組み合わせた、カレッジリンク型老人ホームがあります。 カレッジリンク型老人ホームは、大学構内に老人ホームを設置したり、大学の近くに建てたりと高齢者が通いやすいようになっています。 アメリカは、早くからこのような取り組みをしています。 日本でも数は少ないのですが存

          学校付き高齢者住宅?

          シニアモンスターズ

          シニアモンスターズをご存知ですか? 自己中心的、理不尽な要求をするシニアでは有りません。株式会社オースタンスが運営、「カッコいいに年齢は関係ない」をモットーに組織されたエンターテイメント集団です。 加入している人は、55歳以上のシニア層でフラッシュモブなどのパフォーマンスやTikTokなどのインフルエンサーとして活動しています。 多様な才能を持つシニアが集まって組織されており、ストリートダンサー・DJ・ポールダンサー・アイドルなどユースカルチャーに挑戦されています。 シニア

          シニアモンスターズ

          仕事付き高齢者住宅?

          神奈川県にある社会福祉法人が運営する老人ホームが行なっている取り組みで、ホームに入居された方に生きがいや働きがいを提供しています。 老人ホームに入居すると、料理などの家事が不要になり、多くの人は活動性が低下してしまいます。 もちろん、デイサービスの利用やリハビリなどで対応することもできますが、それよりも自らしたいことを見つけて、さらにそれで収入が得ながらしっかりと活動量を維持できることはとても魅力的です。 具体的には、敷地内のビニールハウスで野菜を栽培して収穫、そして販売し

          仕事付き高齢者住宅?

          おやきビジネス

          さて前回に引き続き今回は、おやきビジネスです。これは、長野県の小川村にある(株)小川の庄が行なっている事業です。 小川村は現在人口はや2500人、高齢化率45%を超えています。 葉っぱビジネスの上勝町同様に高齢者の多い地区です。 ところで皆さん「おやき」を知っていますか、食べたことありますか? ない方は是非、こちらから購入してみてください。→(https://www.ogawanosho.jp/html/company.html) おやきは、麦や雑穀を皮の材料として、その皮

          葉っぱビジネス

          高齢化率52%を超える、徳島県上勝町はリサイクルの町、起業家の集まる町と有名ですが、特に有名なのは葉っぱビジネスではないでしょうか。 山にある葉っぱや花を料亭に出荷して、億を稼ぐビジネスとなっています。多い人では、1人で月100万円を超えるとのことです。 今では、生産管理を高齢者がタブレットやパソコンなどを使って行っており、効率的な運用も行えています。 これにより、高齢者自身が働くことで介護予防や医療費などの削減や生活保護費の削減にもつながっています。 しかし、簡単に葉っ

          高齢者の就業事情

          コロナの影響により、世界的に失業率が上昇している現状で日本は、4月の失業率が2.6%と低値です。アメリカは13%を超えており他国と比較しても日本は非常に低い数値です。 しかし、自粛などで休業者数の数はかなり多いと言われており、今後自粛の長期化により失業率が上昇する、可能性あると思います。 さて今回は、高齢者にフォーカスした就業事情について触れていこうと思います。 一昔前に比べてはたらく高齢者は増えたということは、皆さんも感じていると思います。 平成8年において働く高齢者は8

          高齢者の就業事情

          シニアの活躍

          ここ最近コロナの影響により、高齢者の方が集まって体操をする活動がしにくくなっています。 和歌山県紀の川市は、コロナ前には体操をする拠点が80カ所を超え、1000人以上の方が1週間に一回はその拠点に訪れて体操をしていました。 その拠点作りの主導は、行政が行なっていますが、運営は多くが地元の元気なシニア世代の方が中心に行っています。 体操は集会所や公民館にて行います。その地区のコミュニティを使い、その地区の高齢者の方が集まりやすくなっています。 また、紀の川市では「東京大学 高

          高齢者ビジネス(移動販売)

          以前紹介したことのある株式会社とくしまるが自分の地域でもサービスが始まりました。 実際にサービスを受けている方にお話を聞いてみたので書いてみます。 地元のスーパーの商品を、専用の販売車に積み込んで販売に来ます。 自宅の前まで来てくれるので、歩くことに不安のある方でも安心して利用できるとのことです。 また、自分の欲しい商品なども予めお願いしておくと、提携している地元のスーパーに有れば持ってきてくれるのだそうです。 移動販売は、その地域には週2回決まった日時に来てくれるそうです

          高齢者ビジネス(移動販売)

          介護保険制度からみる課題part5

          介護保険制度について、書けばまだまだ書けるのですが、一旦今回で終わりにします。 また、気が向いたら書こうと思います。 今回は、part1で介護保険制度の初期は普及が目的となった制度運営になっていたと書きましたが、その背景などについて書いていきます。 介護保険制度ができるまでは、介護は行政の権限で行っていました。 これは、措置制度と呼ばれサービスの利用の有無、サービスな内容に関しては行政が決定し、料金負担は、所得に応じた応能負担の為所得が高い中間層以上はサービスが受けにくいな

          介護保険制度からみる課題part5