正しさより、それぞれが感じていること、願っていることを知ることから始めたい
一人一人が感じ、願っていることを大切にしたい
何が正しいのか、良いことなのかではなくて、
その人(子)が何を感じ、願っているのかを知ることから始めたい。
そして何よりまず自分は何を感じ、何を願っているのかを受け取って、明確になっていたい。
自分の感情や願いが明確になっていると相手をじっくり聞き続ける力になるなと感じている。
それぞれにいろいろな体験が在り、価値観や願いが在る。
そこを蔑ろにしたくない。
それには自分は自分で在っていい思えていることがとても重要だと思うようになった。
自分を受容できているとその人(子)はその人(子)であっていいと心底思える。
そしてそれこそが大事なことなんだと思えると思う。
ここが大前提なんだと思う。
今までは外側に在る正しさや良さに合わせることに重きが置かれている
社会や、システムや、誰かの期待や求めることを正しさや良いこととして規定して、人のことはあっという間に蔑ろになることが多いと感じる。
子どもの頃から外側の価値観や求めていることに応えられるかどうかが評価になっているように思う。
そしてできない時に否定や強制が起きやすい。
でもそこにできない、やらない理由が在る。
じっくり内側に在ることを眺めて、理解しないで、否定や強制することでその人が自分を信頼したり、自分の情熱や力を発揮することが難しくなってしまうように思う。
出来ない、上手くいかない時こそ自分の内側にあることにつながる
正しいこと、良いことができていない時、上手くいかない時こそ、その人(子)や自分が何を感じ、何を願っているのかに耳を傾けることだと思う。
そこに理由が必ず在る。
過去の痛みや怖れなどの体験
自分や他人、社会への思い込み
大切にしたいこと
そこを理解していないのに、表面的に良い悪いということなんて、できないんだと思う。
それを理解しないのに、正しさや良いことを押しつける言動が
人を傷つけたり
その人が自分自身や自分の中に在る力や感性、情熱につながれなくしてしまったり
関係を難しくしてしまう
と感じてる。
感情とニーズを知ることからしか変えることはできない
その人(子)の中に在ることに耳を傾けないと、何もわからないでしょと思う。
子どもが自分から勉強に向かえない理由
誰かが酷い行動をしている理由
自分が望んでいるはずなのにやらない理由
その人の中にどんな世界が現れていて、
そこで何を感じ、
どんなニーズが在るのか
ここがわからないと良い悪いと判断することも、変えることもできない。
いつもまず自分からやってみること
何ごともまず自分から。
自分がやってみないことにはそれがどうなるのか、どんなことを感じるのかわからない。
自分が望んでいるのにできないこと、上手くいかないことを責めるのではなく、そこに何が在るのかを丁寧に見ていくこと。
過去の痛みを再現したくなくて、取り組まないようにしているのかもしれない。
自分にはできないと思い込んでいるだけかもしれない。
それが自分や大切な人を守るために必須だと思っているかもしれない。
まず自分の思考や感情をジャッジなく、受け取って、理解すること。
ただただ理解すること。
それがとっても大事だと思う。
あっという間に正しさや良いことを探して、合わせようとしてる
自分の思考と感情を受け取ることを続けてきて、あっという間に正しさや良いことにフォーカスして、自分の感情や価値観を蔑ろにするなとわかってきた。
そうすることで守っているものが在ることにも気づいた。
そこにも感情とニーズが在る。
それも良い悪いなく受け取る。
何を大切にしたいのか
何を願っているのか
関係性やつながり
安心安全
自分や大切なひとを守るため
自分がどんなことを感じ、願っているのかが明確になればなるほど、それを大切にしながら、自分も大切にする方法を探求・創造しやすくなってくると思う。
自分を蔑ろにして、人に合わせる
反対に自分の考えや価値観を押しつける
どちらかにならない為にも、自分の内側に浮かぶものを大切に受け取り、理解することがとても大事だと思う。
NVC(非暴力コミュニケーション)は人との関係性だけでなく、自分との関係性も良くする手法
この3年オープンダイアログや対話、NVCの本から学び、息子たちと対話したり、そこでお互いが感情的になる時に何が起きているのかを丁寧に見て、共有し、話し合ってきた。
そこで感じるのは言動選択にはそれぞれの感情とニーズが在り、そこを理解せずに正しさを押し付けることで関係性を壊したり、相手の自己信頼、力、情熱を奪ってしまったり、心身の健康をがいしてしまうんだということを痛感した。
トラウマ、脳、神経、無意識などの本を読む中でもそれがどれだけ大事なのかを痛感している。
そしてまず
自分が自分をどう思っているのか
どう扱っているのか
これが自分の現実を創り出すんだということを自分ごとでみてきても痛感している。
自分にやっているようにしか人にできない。
自分に課しているものを人に課してしまう。
NVCで自分の感情とニーズを受け取り、大切にしていくことは周りを受け取り、大切にすることにつながる。
『「わかりあえない」を越える――目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC』
白いハコ 駅前本棚に置いています。
NVC共に自分に対する信念もわかると人との関係、自分との関係が楽になるなと感じます。
本棚に置いている
『ザ・メンタルモデル 痛みの分離から統合へ向かう人の進化のテクノロジー』
を書いている由佐美加子さんが社長さんを紐解きしているYouTube動画がおススメです。
先日まで由佐美加子さんの『ザ・メンタルモデル ワークブック: 自分を「観る」から始まる生きやすさへのパラダイムシフト』に取り組む講座(全6回)を受講していて、自分の思い込みや自分を縛っていたものがかなり理解できて、すごく身体も心も軽くなったと感じています。
ただここは根深いから、これからも自分の感情や思考を眺めていきたいし、『ザ・メンタルモデル ワークブック: 自分を「観る」から始まる生きやすさへのパラダイムシフト』の中に在るワークはこれからも悩んだ時、感情的になる時、人との関係性が上手くいかないと感じる時に取り組んで、自分を理解していきたいなと思います。
一緒にワークしてくれる人がいたら嬉しい。
募集中なので、声かけてください。