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Fireside chats

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「炉辺の語り」ならぬ「焚き火の縁の語り」を一葉ずつ、綴じていきます。
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#キャンプ

「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ『厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ』 〜 解説(2) 動画編集の裏話

「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ『厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ』 〜 解説(2) 動画編集の裏話

さて、今回の動画解説は記事を2つに分けて、前編ではギアなどのキャンプそのものの話を、後編の当記事ではその撮影や撮ってきた素材の編集にまつわる裏話的な話をしています。前回の記事はこちらになります。

動画全般についてそもそも今回の動画はこれまでの動画とは多少趣向を変えている部分があります。まずイントロからしてそうなのですが、これまでの動画ではほとんど使っていない「アップテンポ(というほど速くはないの

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「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ 〜 解説(1) キャンプの補足

「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ 〜 解説(1) キャンプの補足

夏ですね、という書き出しがまだギリギリ間に合う時期にこの動画をアップロードできて、この記事が書けたことで、自分をかなり見直している昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今回は前回の記事に引き続き、ソロキャンプにおいて決して答えの出ない大命題である「ギアの重量」に取り組むことにして、「夏のキャンプ」において自分がどうしても譲れない部分(主に楽しみと快適さ)を残しつつ、何を削って軽量化するこ

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[Tips] チタン薪ストーブの巻き煙突カバー:巻き煙突をテントに収めるために

[Tips] チタン薪ストーブの巻き煙突カバー:巻き煙突をテントに収めるために

YouTubeに上げているキャンプ動画の薪ストーブについてコメントでご質問をいただいたので、小ネタとして記事化しておきます。わたしが使っているのはWinnerwell社のFastfold Titanium Camping Stoveですが、同様の薄い金属シートを丸めて煙突にするタイプのストーブ全般に対応する話だと思います。

本体付属のカバーのちょっとした加工Winnerwell社のこのストーブに

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キャンプビギナーのためのギアチェックリスト

キャンプビギナーのためのギアチェックリスト

わたし自身、キャンプ上級者とかそういうことではまったくないのですが、キャンプは人生でまだ1回だけ、という友人との合同キャンプ(それぞれテントを持ち寄り同じキャンプ場でキャンプする)の機会があり、その準備の一環として、簡単なチェックリストを作ってみました。

ビギナーがある程度の経験者と一緒にキャンプに行く、というのは意外とよくあるシチュエーションかと思い、記事として上げておきます。チェックリストは

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ソロキャンプ:ダッチオーブンと星空の夜

ソロキャンプ:ダッチオーブンと星空の夜

今回は長野県の八ヶ岳高原にある五光牧場オートキャンプ上にお邪魔してきました。ソーシャルディスタンスの観点から平日ソロを基本方針にしているとはいえ、さすがに夏休みの期間ということで、けっこう他のお客さんもお見えだったのですが、キャンプ場の方でも予防のために対策を取った上で利用者にも注意喚起をしていることもあり、特に他の人との接触を持つことなく過ごすことができました。

さて、今回のテーマは岩鉄鉄器さ

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Bask in Rain and Wind: 撫岳荘オートキャンプ場での雨中ソロキャンプ

Bask in Rain and Wind: 撫岳荘オートキャンプ場での雨中ソロキャンプ

今回アップロードしたのは、山中湖畔の撫岳荘オートキャンプ場での雨キャンプの動画です。雨の平日ということで完全貸切状態を満喫した一晩だったのですが、この記事は、その動画で踏み込んでいない部分をテキストで補完する試みになります。

設営全般タープとハンモックはdutchware.comで購入したもので、タープはダイニーマ製のもので、ハンモックはChameleon Hammockです。ダイニーマのタープ

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動画エントリー:雨と風と焚き火のソロキャンプ(山中湖畔・撫岳荘オートキャンプ場)

コロナ禍に加えて長々と続く天候不順でなかなか思うように出かけられない昨今ですが、人の外出が多くなるタイミングを避け、雨の降り続く中、平日にハンモックとタープを持って出かけてきました。

やはり平日、しかも雨ということで他のお客さんも一切おらず、タープの下で、小さな火を焚きながら、雨と風と森の音だけをじっくりと堪能する一夜となりました。

Unroofさんのリフレクタープ2020モデルやetsy.c
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焚き火の話 <原点を定める火>

焚き火の話 <原点を定める火>

可能なら、平日。車で中央道を下っていく。トランクには、バックパックとクーラーボックスを、助手席にはカメラバッグを積んでいく。

高速を降りたら、進むにつれて細くなっていく道を辿る内に、徐々に標高も上がっていく。気が向いたら、道の駅で食材を足したりしても良い。

最終目的地は都度違うが、できれば区画などが切られていない、整地もされていない、より自然に近い形のキャンプ場がいい。

到着は大体、昼下がり

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