lingua luminum

このところ余暇はもっぱらソロキャンプと、それを後からまた反芻して楽しむための動画作成を楽しんでいます。映画や写真、趣味としての翻訳なども。

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    「炉辺の語り」ならぬ「焚き火の縁の語り」を一葉ずつ、綴じていきます。

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a story of a letter 'L'

突然ですが、あなたは「L」という文字からどんな言葉を連想しますか? 「L」で始まる単語といえば、何でしょうか。Love、Life、Luck、Logic、Laughter、Look、Leave、Long、Large、Lion、Lizard、Leaf、Lock、Labyrinthなんていう言葉もありますが、この「L」という文字は、わたしがこのnote.comやYouTubeであれこれ書いたり作ったりしているものの根底にある二つの大きな概念の頭文字でもあります。それは、Light

    • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:8K RAWで焚き火を撮る

      今回はCanon EOS R5Cで全編「8K RAW」での撮影を試してみました。普段の動画は4Kですが、せっかく8Kで撮影したので、ちょっと無理をして8KのままYouTubeにアップロードしてあります。 今回はソロキャンプ動画というよりはむしろ実証実験的な撮影だったので、ちょっとその辺りのことを覚書的にまとめておきます。8K撮影を検討されている方には、何かしら参考になる部分があるかもしれません。 セッティングメインの撮影機材は以下のようなセッティングです。 EOS R5

      • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ『厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ』 〜 解説(2) 動画編集の裏話

        さて、今回の動画解説は記事を2つに分けて、前編ではギアなどのキャンプそのものの話を、後編の当記事ではその撮影や撮ってきた素材の編集にまつわる裏話的な話をしています。前回の記事はこちらになります。 動画全般についてそもそも今回の動画はこれまでの動画とは多少趣向を変えている部分があります。まずイントロからしてそうなのですが、これまでの動画ではほとんど使っていない「アップテンポ(というほど速くはないのですが)の明るい楽曲」を採用しています。 わたしのキャンプ動画は基本的に「自分

        • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ 〜 解説(1) キャンプの補足

          夏ですね、という書き出しがまだギリギリ間に合う時期にこの動画をアップロードできて、この記事が書けたことで、自分をかなり見直している昨今ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 今回は前回の記事に引き続き、ソロキャンプにおいて決して答えの出ない大命題である「ギアの重量」に取り組むことにして、「夏のキャンプ」において自分がどうしても譲れない部分(主に楽しみと快適さ)を残しつつ、何を削って軽量化することができるか、というテーマでキャンプを楽しんできています。 今回は本来なら相当

        • 固定された記事

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        • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:8K RAWで焚き火を撮る

        • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ『厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ』 〜 解説(2) 動画編集の裏話

        • 「ソロキャンプを動画に撮る」シリーズ:厳選ギアで夏を軽やかに楽しむ 〜 解説(1) キャンプの補足

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        記事

          ソロキャンプ動画:ウルトラライトテントの限界を確認する真冬の雪中キャンプ

          もうすぐ夏至、というこのタイミングで「真冬の雪中キャンプ」などという話をするのは気後れというレベルを超えてもはや情けなくすらあるのですが、せっかく動画をアップロードしたのでちょっとだけ雑文を添えてみたいと思います。 なぜ真冬にウルトラライトなのか 実はこの動画の前に、やはり真冬の雪中に3シーズンテント(Nemo社ダガーポーチ)を持ち出すキャンプをやっているのですが(その際の模様はこちら→https://youtu.be/E-PtIGj5ff0)、これは何も伊達や酔狂でやっ

          ソロキャンプ動画:ウルトラライトテントの限界を確認する真冬の雪中キャンプ

          ソロキャンプ動画:夏こそ全天候対応一体型!「ヘキサイーズ1」で過ごす真夏の一夜

          動画リンクはこちら→https://youtu.be/5u_kQ5rrI7c 《ヘキサイーズ1》で炎天下でも快適に過ごすソロキャンプ今回はホームグラウンドともいうべき「五光牧場オートキャンプ場」に、久しぶりの「ヘキサイーズ1」を持っていきました。このテントについては何度か触れていると思いますが、この「ヘキサイーズ1」は、とにかく「テントの外で過ごす時間をしっかりケアする」タープ一体型のデザインが秀逸な、まさに自分のスタイルにぴったり合致したテントです。 今回はそのタープ部

          ソロキャンプ動画:夏こそ全天候対応一体型!「ヘキサイーズ1」で過ごす真夏の一夜

          ソロキャンプ動画:ヒルバーグ「ソウロBL」で過ごす霧と雨の一夜

          《ソウロBL》でシンプルに過ごす鹿嶺高原でのソロキャンプ動画リンクはこちら→https://youtu.be/aTw65gL2DHU 今回は長野県伊那市の「鹿嶺高原キャンプ場」にお邪魔して、雨が降ったり霧が出たり、と目まぐるしく天気の変わる高原の一夜を過ごしてきました。こちらのキャンプ場は海抜1800mということで車でアクセスできる通常のキャンプ場としては、おそらく最も標高の高いサイトのひとつではないかと思います。 当然、気温も低く、梅雨も明けてすっかり夏めいてきたこの時

          ソロキャンプ動画:ヒルバーグ「ソウロBL」で過ごす霧と雨の一夜

          ソロキャンプ動画:ニーモ「ダガー リッジポーチ」で広々とくつろぐ雨キャンプ

          「Nemo Dagger Porch/ダガー リッジポーチ 2P」で雨中ソロキャンプ今回は山中湖畔のキャンプ場、the 508(旧・撫岳荘キャンプ場)に、Nemo(ニーモ)社の新幕「Dagger Porch 2P/ダガー リッジポーチ2P」を持ってお邪魔しました。通常モデルのDaggerの前面に広々とした「ポーチ」を追加したもので、テントの外で過ごす時間を重視するスタイルにはもってこいのモデルです。 (以下、NEMO公式サイトと日本で取り扱っているイワタニ・プリムスの製品ペ

          ソロキャンプ動画:ニーモ「ダガー リッジポーチ」で広々とくつろぐ雨キャンプ

          Sigma fpによるソロキャンプ動画撮影のススメ: 「Sigma fpのキャンプ撮影例」

          ふと思い立って、これまで撮影してきたソロキャンプ動画の中から、Sigma fpで撮影したものをピックアップしたプレイリストを作ってみました。 Sigma fpはこのnoteでも何度か触れている通り、動画撮影にもかなり重点を置いた独特なカメラで、その素晴らしい描画性能もさることながら、「極めてコンパクト」という、キャンプ動画の撮影において非常に重要な特徴を持っています。 「カラーモード:OFF」の抑制された美しい画作りや、魅力的なレンズラインアップなど、語るべきポイントは多

          Sigma fpによるソロキャンプ動画撮影のススメ: 「Sigma fpのキャンプ撮影例」

          動画:スノーピーク de シンプルソロ - ミニッツドームPro. air 1で過ごすコンパクトに過ごすソロキャンプ【Sigma fp】

          ずいぶん間が空いてしまいましたが、久しぶりの動画補足記事になります。今回は、栃木県那須烏山でプレオープン中の新設キャンプ場「フォレストパーク おいらの森」にお邪魔して、スノーピークのテントとギアを中心にシンプルかつミニマルなソロキャンプをSimga fpで撮影してきました。 スノーピークのギアでシンプルなソロをやってみる今回のソロキャンプではスノーピークで、なるべくコンパクトに、シンプルなスタイルを、ということをテーマにしていました。 スノーピークのコンセプトは「人生に、

          動画:スノーピーク de シンプルソロ - ミニッツドームPro. air 1で過ごすコンパクトに過ごすソロキャンプ【Sigma fp】

          [Tips] チタン薪ストーブの巻き煙突カバー:巻き煙突をテントに収めるために

          YouTubeに上げているキャンプ動画の薪ストーブについてコメントでご質問をいただいたので、小ネタとして記事化しておきます。わたしが使っているのはWinnerwell社のFastfold Titanium Camping Stoveですが、同様の薄い金属シートを丸めて煙突にするタイプのストーブ全般に対応する話だと思います。 本体付属のカバーのちょっとした加工Winnerwell社のこのストーブには薄いチタンの筒が付属していて、これが煙突カバーということなのかと思うのですが、

          [Tips] チタン薪ストーブの巻き煙突カバー:巻き煙突をテントに収めるために

          動画「薪ストーブとコットンテントで冬を迎え入れる夜」にまつわるあれこれ

          冬の気配も徐々に深まり、朝夕の冷え込みもかなり本格化してきている今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 今回はここ数回ほどのキャンプであれこれ試してきたコンパクト薪ストーブ「Winnerwell Fastfold Titanium Camping Stove」を、いよいよ「幕内で使用する」という本番投入に踏み切るべく山梨県北杜市の「金山山荘オートキャンプ場」にお邪魔してきました。動画はこちらになります。 金山山荘オートキャンプ場金山山荘オートキャンプ場は山梨

          動画「薪ストーブとコットンテントで冬を迎え入れる夜」にまつわるあれこれ

          キャンプビギナーのためのギアチェックリスト

          わたし自身、キャンプ上級者とかそういうことではまったくないのですが、キャンプは人生でまだ1回だけ、という友人との合同キャンプ(それぞれテントを持ち寄り同じキャンプ場でキャンプする)の機会があり、その準備の一環として、簡単なチェックリストを作ってみました。 ビギナーがある程度の経験者と一緒にキャンプに行く、というのは意外とよくあるシチュエーションかと思い、記事として上げておきます。チェックリストは、二部構成、グループとして誰かが持っていればいいもの(経験者側が用意する想定)と

          キャンプビギナーのためのギアチェックリスト

          動画補足記事:「湖畔の夕陽と薪ストーブの夜」にまつわるあれこれ

          いつのまにかすっかり秋も深まって、むしろ冬の気配すら感じられるようになってきた昨今、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。 今回は約1年ぶりに、富士五湖の一つ、西湖のほとりに位置する「西の海オートキャンプ場」に、スノーピークのミニッツドーム Pro. Air 1と、いつもの薪ストーブ、Winnerwell社のFastfold Titanium Camping Stoveを持ってお邪魔してきました。相変わらずの平日ソロです。 美しい湖畔の眺めを楽しめる「西の海オートキャンプ場

          動画補足記事:「湖畔の夕陽と薪ストーブの夜」にまつわるあれこれ

          動画補足記事:「CAMP BEANで過ごす里山の夜」にまつわるあれこれ

          いよいよ秋冬シーズンということで、そわそわと準備に取りかかっている昨今ですが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。薪ストーブと一緒に使う想定の新幕を試した前回に引き続き、今回は薪ストーブの方を試すべく、また平日にソロで出かけてみました。(前回の記事はこちら↓) 自然派キャンプ場「CAMP BEAN」今回お邪魔したのは静岡県伊豆市大平、修善寺温泉のほど近くに位置するCAMP BEANというキャンプ場で、こちらは里山の奥深くに分け入った場所を、ほぼありのままにキャンプ場として提

          動画補足記事:「CAMP BEANで過ごす里山の夜」にまつわるあれこれ

          動画補足記事:「Tschum Soswaで過ごす秋の月夜」にまつわるあれこれ

          色々あった2020年もいつの間にか10月に入り、いよいよ大詰めという感じになってきました。気温もグッと下がる日が増え、まさに「焚き火シーズン」が本格的に始まってきています。 今年は、昨年の秋に注文して、結局、秋冬どころか春も越し、夏が来るまで手元に届かなかったTschumのテントを初めて活用できるシーズンということで、そろそろ準備を始めるべく、1〜2人用の2P Soswa Leichtを持ち出して、いつもの五光牧場オートキャンプ場に出かけてきました。(※今回も、人との接触を

          動画補足記事:「Tschum Soswaで過ごす秋の月夜」にまつわるあれこれ