市街地とリゾートが完全に分離している国、モルディブ
モルディブのお話。
モルディブ…南国リゾート、高級リゾートをイメージしますよね。
白い砂浜と水上コテージ…まさにイメージ通りのリゾートが、この国には広がっています。
モルディブはひとつの島にひとつのリゾート(”島”と言うより”環礁”に近い)。
各島にはリゾート施設が設けられ、観光客は滞在中ここから出ることはありませんので、食事など必要な設備・サービスがすべて用意されています。だから、旅行会社で販売されているモルディブ旅行商品は、ほぼすべてが食事付きなのです。
リゾートに向かう観光客は、マーレ国際空港からリゾートまで、水上飛行機や高速艇などで直接アクセスすることになります。帰国時も同様のアクセスとなるため、市街地に足を踏み入れる機会は基本的にありません。
リゾートと市街地エリアが完全に分離している国。
それがモルディブの特徴です。
モルディブのリゾートはとても高額。
世界中のセレブが集まり、プライベートヨットで優雅に過ごす、そんな光景も日常です。
でも、できればリーズナブルにこの国を楽しみたいという方もいるでしょう。
実は、モルディブには有名リゾートだけでなく、首都のマーレ島、空港のあるフルマーレ島にも外国人が滞在可能なホテルがあります。
リゾートな雰囲気のホテルではなく、最低限の設備しかありません。
でもリーズナブル。フルマーレ島にはちゃんと白い砂浜もあります。
長期滞在らしい観光客はフルマーレ島で見かけるので、特に若い世代には知られた場所なのかもしれません。
マーレ島、フルマーレ島、どちらも地元の人ばかりのエリアですから、地元の皆さんと交流できて、彼らの日常に触れることができます。
ボートがぎゅうぎゅうに留まっているマーレの港や…
いかにも南国な感じの生鮮市場とか…
魚市場なんて、ここに滞在しなければ体験できません。
個人的には、とても静かで新興住宅地な雰囲気のフルマーレ島がおすすめ。
最後にひとつだけ。
この国は、敬虔なイスラム教国家です。
入国の際には手荷物検査があり、アルコール類は没収されます。
リゾートホテルではアルコールが提供されますが、それ以外の場所では禁止。
もちろん、マーレ島・フルマーレ島でアルコール類を入手することはできませんので、その点はご注意を。
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