Junichi Shinoda@LinearIncJapan

スリランカからヤシガラ培土輸入🌴www.lnr.co.jp ココヤシの国スリランカのこ…

Junichi Shinoda@LinearIncJapan

スリランカからヤシガラ培土輸入🌴www.lnr.co.jp ココヤシの国スリランカのこと、ヤシガラのこと、あれこれを紹介します🥥 インド・モルディブ・インドネシアでもお仕事してます。守備範囲はアジア地域。

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  • 農マニア 台本(編集版)

    農系ポッドキャスト”農業で世界を見る|農マニア”の台本(編集版)を公開します。ポッドキャストでは聴き取りずらいところの再確認や、文字起こし的な資料としてご覧下さい。

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    アジアの大国にして日本と繋がりの深いインド。まだ知られていない南インド情報を中心にお届けします。

  • 貿易あれこれ

    海外との貿易取引はネタが尽きません。これまで経験してきた貿易に関わるお話をお届けします。

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    農業・園芸培土分野で世界的に需要の高いヤシガラ培土の基本情報や豆知識、生産国スリランカ・インドでのヤシガラ培土製造についての情報をお届けします。

  • 海外渡航あれこれ

    海外へ向かう飛行機、現地での滞在など、これまで経験してきた日本とはちょっと違う海外事情をお届けします。

最近の記事

農業事件簿〜ガルトネル事件 3

七重村を取り戻せ 明治新政府軍の攻撃で、榎本武揚率いる蝦夷共和国は崩壊し、箱館戦争が終結。 明治2年(1869月5月19日) 箱館は、明治新政府が改めて統治。再び箱館府が設置される。 リヒャルト・ガルトネルは、箱館府に再び契約(蝦夷地七重村開墾条約/99年租借)の正当性を確認要求。 終戦直後の混乱期だったこともあり、箱館府は早々にガルトネルと約定(覚書の様な取り決め)を締結。 この約定内容はかなりダメ。内容は榎本武揚契約を踏襲、更に契約期限は未記入という雑過ぎる仕事

    • 農業事件簿〜ガルトネル事件 2

      ガルトネル動く ヒトヤマ当てたいプロイセン人リヒャルト・ガルトネル。 現在、箱館で生糸ビジネス。 実はアフリカで農場経営の経験あり。 だから農業ビジネスをやりたい。 優秀な弟コンラート・ガルトネル。 現在クニフラー商会箱館支店長&プロイセン箱館領事館の副領事。 副領事という立場で、バリバリの帝国主義マインドをインストールされていた? 同じく日本進出競争している欧米各国を出し抜きたい。 スキあらば、日本での権益拡大(租借地拡大→果ては植民地)を狙っている。 ガルトネル兄弟

      • 農業事件簿〜ガルトネル事件 1

        シーズン8 ガルトネル事件 ガルトネル事件とは… 幕末から明治初期にかけて、函館(箱館)で起きた開墾地 租借契約…つまり、農地として開墾予定の土地契約についての外交上の事件。租借とは、その国の土地を一定期間、他国に貸し与えて統治をさせること。 舞台:開拓期の北海道・函館(箱館)。 登場人物:ガルトネル兄弟。 兄/リヒャルト(ライノルト)・ガルトネル/プロイセンの貿易商 弟/コンラート・ガルトネル/クニフラー商会(現:イリス/ドイツ製機械輸入の専門商社)、同商会箱館代理店

        • ヤシガラ培土 生産国

          私たちが扱うヤシガラ培土(ココピート)。 主にスリランカから輸入していますが、スリランカ以外の国でも生産されています。原料となるココナツヤシがあるのは、スリランカだけじゃないですからね。 南インド タミルナドゥ有名なのは南インド・タミルナドゥ州。 タミルナドゥと聞いてもあまりピンとこないですが、州都はチェンナイ。都市名の方が有名ですね。日本からANAの直行便が就航している南インドの大都市です。 ヤシガラ培土(ココピート)の産地は、タミルナドゥ州の南部。チェンナイからだい

        農業事件簿〜ガルトネル事件 3

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        記事

          超高速機内食

          飛行機の楽しみと言えば、機内食。 狭くて窮屈なエコノミーの旅では、数少ない癒しの時間なのです。といっても、エコノミーの機内食でこれは美味しいというものに出会うのも難しいですが。 スリランカ航空で、スリランカ・コロンボからモルディブ・マーレまで、1時間ちょっとの短いフライトです。 この路線、国際線だからでしょうか、ちゃんと機内食が提供されます。それは、お世辞にも美味しいとは言えない物体で、しかもとんでもなく辛いのです。 胃腸が激しく弱々しい私は、これは食べたらいけないやつ

          「コンテナ燃えてます」〜まさかの海上火災〜本当にあった貿易トラブル ②

          前回に引き続き、このテーマ。 前回は、如何にも海外ビジネスな内容でした。 今回は、ある意味でリアルアクシデントだったお話です。 【おかしなタイミングで電話】私たちはヤシガラ培土(ココピート)を、海上コンテナで輸入しています。 コンテナ船が日本の港に入港する2-3日前、Arrival Notice/アライバル・ノーティス(貨物到着案内書)という書面が船会社から発行され、輸入者はそれをEメールなどで受け取ります。 以前の記事で、船便が遅れることはよくあるとお話しましたが、

          「コンテナ燃えてます」〜まさかの海上火災〜本当にあった貿易トラブル ②

          「音信不通」〜本当にあった貿易トラブル

          貿易ビジネスで、トラブルはつきもの。なかなか平穏無事に…とは、いきません。 これまでもいろいろありました。 分かりやすいものは、天候が理由で製造が遅れたり、船便が遅れたり。 2020年コロナ・パンデミックも、想定外の事態でした。 未知の病原菌が世界レベルで感染拡大して国が封鎖されるなんて、映画の中で起こる話だと思っていましたから。 2020年7月現在、コロナは収まっていないので、まだ油断はできませんが、今回は違う角度のトラブルをご紹介。 これは、数年前にご相談を頂いた

          「音信不通」〜本当にあった貿易トラブル

          施設園芸農業で活躍するヤシガラ

          私たちが輸入しているスリランカ産のヤシガラ培土(ココピート)。 日本市場では農業・園芸用培養土の原料として活用されたのが、スタートです。 やがて取扱が容易であることから、ビニールハウス栽培などいわゆる施設園芸農業で活用される様になりました。 軽量培土…つまり軽いから、持ち運びが楽。 それに水をかけて膨らむから、扱いも楽。 もちろんヤシガラが持つ、培土としての優れた機能もあってのことですが、これらの利点が施設園芸農業に上手くハマったわけです。 施設園芸農業は、農業先進国オ

          施設園芸農業で活躍するヤシガラ

          ODAプロジェクト スリランカ

          少し前の話ですが、2016年日本政府(国際協力機構/JICAが主体)は、100億円を限度とするスリランカ向け円借款(開発政策借款)の調印を、同国政府と行いました。 開発途上国への援助を積極的に行ってきた日本は、スリランカに対しても繰り返し援助・開発支援を行い、同国の発展に寄与しています。 近年では中国の援助(ODA)が目立ちますが、援助相手国の雇用を生み出すか否か、援助後の相手国との付き合い方など手法は大きく異なります。 いずれにおいても政治的要素は多分に含まれますが、日

          ODAプロジェクト スリランカ

          「遅延は日常茶飯事?」〜船便が遅れる理由

          今回は、物流のお話。 前回、日本国内のモーダルシフトについてお話しました。 今回は、国際物流について。 貿易における物流は、航空機輸送または海上輸送です。 鮮度を求められる食品類などは航空輸送が多いですが、私たちが扱うヤシガラ培土(ココピート)の様に資材・原材料の場合は、取扱量もコンテナ単位であることから、基本的に海上輸送を利用しています。 航空輸送は速達性が高い分、割高。 海上輸送は一度の輸送量が多いので(基本的にコンテナ単位)、航空輸送と比較して時間は掛かりますが

          「遅延は日常茶飯事?」〜船便が遅れる理由

          インド最南端 カニャークマリ

          今回はインドのお話。 日本人には殆ど知られていないカニャークマリ。これ、地名です。 インド亜大陸の最南端コモリン岬に位置するカニャークマリ。 タミル語で書くとகன்னியாகுமரி. インド国内でも有数の聖地で、多くの巡礼者が訪れる場所。 アラビア海、インド洋、ベンガル湾がこの岬でひとつに接する場所。 辛うじて「地球の歩き方」の後ろの方に載っているこの場所。行くのは本当に大変です。 外国人観光客は殆ど見かけませんが、南インドはフランス人観光客に人気があるらしく、彼ら

          インド最南端 カニャークマリ

          スリランカ、2019年4月21日 ②

          テロ攻撃のあった日は、日曜日。キリスト教の復活祭(イースター)でした。 それだけではなく、スリランカのニューイヤー・ホリディ(旧正月…毎年4/10〜20前後の10日間はスリランカの大型連休)の最終日。教会にはキリスト教徒が礼拝のために集まり、コロンボ中心街もたくさんの人で溢れていました。 その日、日本にいた私に、スリランカ・コロンボのビジネスパートナーからSlackのメッセージが入りました。受信時間は日本時間13時50分。スリランカとの時差は-3.5時間なので、現地時間10

          スリランカ、2019年4月21日 ②

          スリランカ、2019年4月21日

          この日、スリランカで連続爆破テロが発生しました。 スリランカ人にとってはもちろん、スリランカとビジネスをしている私たちにとっても、忘れることのできない日です。 かつてスリランカでは、1983年から2009年までの長きに渡る内戦を経験しました(2002年頃までに大規模な戦闘は終結)。 内戦終結後のスリランカの治安は比較的安定していた印象です。もちろん日本よりも安全ということはありませんが、夜間であっても都市部大通り沿いであれば危険を感じずに歩けるような、”安全な国”でした。

          スリランカ、2019年4月21日

          品質管理の最重要ポイント〜ヤシガラの電気伝導度(EC)

          電気伝導度、聞き慣れない言葉ですね。 英語でElectric Conductivityなので、ECと呼ばれます。 ECは、土壌の塩類濃度を測る指標として使われます。単位はms/cm。 ざっくりと説明すると、EC数値が高いと土壌中の含有塩類が高いことになるので、根腐れなど作物への悪い影響があります。 つまり、土壌改良材として使われるヤシガラ培土のEC数値は、低いことが求められます(作物によっては、意図的に高いEC数値の培土を使う農法もあります)。 【水洗い→ECを下げる】原

          品質管理の最重要ポイント〜ヤシガラの電気伝導度(EC)

          モルディブの伝統料理

          今回もモルディブ。 海外に行くと、現地の食事が合うか合わないか、これがとても重要なんです。 特に、私のような胃腸の弱い人間にとっては、最重要課題。 スリランカ、インド、バングラデシュ。 仕事で訪れる機会のある国々は、ほとんどがカレー文化。現地のカレーが楽しみで…と言う方もいるでしょう。 食事は、国や地域、人々にとって大切な文化。尊重して然るべきものです。 しかし胃腸脆弱で、機内食でも「辛くないもの」をチョイスする私には、アジア各地の激辛スパイシー料理は、なかなかキツい。

          モルディブの伝統料理

          市街地とリゾートが完全に分離している国、モルディブ

          モルディブのお話。 モルディブ…南国リゾート、高級リゾートをイメージしますよね。 白い砂浜と水上コテージ…まさにイメージ通りのリゾートが、この国には広がっています。 モルディブはひとつの島にひとつのリゾート(”島”と言うより”環礁”に近い)。 各島にはリゾート施設が設けられ、観光客は滞在中ここから出ることはありませんので、食事など必要な設備・サービスがすべて用意されています。だから、旅行会社で販売されているモルディブ旅行商品は、ほぼすべてが食事付きなのです。 リゾートに

          市街地とリゾートが完全に分離している国、モルディブ