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ヤシガラ、なにが良いのか? Part3

スリランカから、たくさんヤシガラ培土(ココピート)を輸入しておりまして。
ヤシガラってなにが良いのか、そんなお話をしております。


今回は「加工しやすい」というお話。

【ブロック・プレートに加工】

ヤシガラ培土はとても柔らかい素材です。
そのまま袋に充填して出荷する事もありますが、ブロック・プレート状に成型した商品も多数あります。「グローバッグ」「プランターバッグ」などと呼ばれる商品です。

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では、具体的な利点を見ていきましょう

【積載効率が良い】

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圧縮プレスしているので、製品の容積が小さい。だからコンテナにたくさん載せることが可能で積載効率が良い。
海を渡って運ばれてくるコンテナ貨物の場合、海上輸送費はコンテナ1台あたりで掛かってきます(例外もありますが)。つまりたくさん商品を積んだ方が、商品ひとつあたりに反映される輸送費は安く済むのです。

【持ち運びが容易】

これは、過去記事(https://note.com/linearinc_japan/n/n3a9b3da40830)でご紹介した「軽い」も参照して下さい。
10-20kgあるような大きな袋サイズではなく、ブロック・プレート状はせいぜい数kgですから、持ち運びしやすいですね。

【加水復元】

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圧縮されたヤシガラ培土ブロック・プレートは、水をかければ膨らみます(復元)。定植する時などはまずヤシガラ培土ブロック・プレートを定位置にセット。あとは加水するだけでむくむく膨らみます。
大きな培土袋から園芸スコップを使って、栽培ベンチに培土をひたすら入れていく…という手間が大幅に省けます。

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ちなみに、加水したヤシガラ培土プレートは全方向に膨らむのではなく、(上記写真の様に)上方向に膨らみます。これは個包装されていない裸のプレートでも同様です。不思議ですが、上手いことできているのです。

【場所を選ばない】

これ、どういうことかというと、下の写真をみて下さい。

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並べて置かれているのは、全てヤシガラ培土プレート(グローバッグ&プランターバッグ)です。既に加水復元した状態。置かれている場所はアスファルト。

ブロック・プレート状に加工したヤシガラ培土は、どこにでも持ち運び、どこに設置しても良いのです。だから、農地ではない場所でも、栽培しようと思った場所に設置することができるのです。

例えば都市緑化や、都市部の商業施設内農園など、元々農地ではない場所でも、栽培基材(要は培土です)として容易に持ち込むことができるのです。

もちろん、ハウス栽培用の基材としても、設置して灌水設備さえあれば、すぐに使えます。

ヤシガラ培土の良いところ、まだ終わりません。
次回に続きます。


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