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ワシントンの怖さ 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

 サラリーマン時代ワシントンには何度か行きました。企業活動を通じた社会貢献という立場を心に秘めて、究極のITセキュリティの普及を事業企画のリーダーとして担当し、事業化を目指していた時期でした。

 今では日本支部も活発に活動しています。

 標準化団体の理事としてチームのセキュリティ専門家の方を現地の研究所に駐在して頂き、私はそうは言ってもということで副理事として節目節目で現地に行き活動していました。

 その活動を通して…

ワシントンの怖さ

を身に沁みて味わい続けました。勿論技術の国際標準化という分野ですが。

潔い利己主義

もうなんか…清々しさすら感じてしまいます。

 この感覚を思い出させてくれたのが以下の記事。執筆者は以下の方。

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ワシントン支局長
高木 優
1995年入局 国際部 マニラ支局 中国総局(北京)などを経て
2021年3月から2度目のワシントン駐在
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 そしてその内容とは、取材後に現地に駐在しているからこそ分る感覚を纏められているか中での以下の件(くだり)。

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取材を終えて

コルビー氏へのインタビューを通じて感じたのは、トランプ氏が政権を率いた4年間の政策は正しかったのだという強い確信だ。

それと共に、同盟国・日本は大事だが、

それはアメリカの国益を追求する上で欠かせないからだという考え

が、いまのバイデン政権以上に直接的であるのも特徴だ。

アメリカ大統領選挙 トランプ氏が返り咲いたら日米同盟どうなる?中国 台湾有事への対応は?元高官が分析 | NHK | WEB特集 | アメリカ

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 この”日本は大事だが、それはアメリカの国益を追求する上で欠かせないからだという考え“を露骨に記者に感じさせたことを、私はワシントンの怖さとして共有できたらと思います。

 私のネイティブのお人好しにも限度が有って…
そもそも中学生時代に以下の様な事がある位の筋金入り(笑)

 その時していたセキュリティの仕事も、安心·安全·快適なITを普及させて人類の民度向上に資することが目的。それを見かけ上は会社利益のためという体(てい)を保ちつつ、実は勤めている会社を利用して実現してやろう…というノリでやっていました。

 ですから、標準化技術も自社を利するというよりは寧ろ、心の中では

“如何にネットワークに繋がる全ての機器に可及的速やかにこの究極のセキュリティ技術を普及できるか”

を最大の目的にしていました。

 まぁ、そんな甘っちょろいスタンスは一人負けになってしまう程、各社さんは自社の技術の標準への埋め込みを露骨に提案され続けるのでした。勿論大人の世界ですから、私も対抗上相応のスタンスで臨んだのですが…(笑)

 上述の記事に呼応する表現にすると

標準化は大事だが、

それは自社の利益を追求する上で欠かせないからだという考え

という感じでしょうか。

 いやぁ~、

マジでワシントンは怖かった…

蛇足
 以下のその11辺りの時期のお話です。


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