歴史は繰り返すのか 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
猥雑さを残しつつ、そこから洗練されていく昭和という時代の匂い… 西田幾多郎の円、青い鳥、弁証法じゃないですがグルっと回って良い意味で新しいパラダイムに到達したんだなあという素敵な雰囲気を共有致したく…
(この例の選び方がそもそも昭和っぽい(笑))
昭和の製造物たる私。以下の経緯で
正に余生が始まると感じているタイミングでこの話題に触れ、まるで私を見ているかのような感覚に…
バブル崩壊直後の昭和の時代。
家族帯同での米国駐在から帰国して住んだのは結婚して初めて住んだ横浜市にある社宅アパート群。帰国時は同じ敷地内にある幹部社宅と呼ばれる最も広いコンドミニアムタイプ(ここでは日本語としてのアパートよりも大型の共同住宅(集合住宅)を表す一般名詞としての意味)の区分でした。
初めて住んだ社宅と構造は同じで上下階を内階段で繋ぎ広さを約倍にしたものでした。流石幹部社宅と言うだけあって倍の広さは当時の日本的には広い。しかも4畳半程度の倉庫が別途使えるという待遇でした。新婚時にはその倍の広さ&倉庫付きの幹部社宅を見て、差があるなあと素直に感じたものでした(笑)
因みにそこは1年程度で付近の片側4車線の環状道路の開通に合わせて解体、高級分譲マンションになり、今では極めて近代的な風景になっています。私達は新築の横浜の夜景が楽しめるマンション型の社宅に移ったのでした。
まぁ、米国で
初めはFurnished(家具付きの)で踏み始めたものの、直ぐにそれを止めて家賃を1700ドルから990ドルに値下げして、その余りで家具を取り揃えた事もあり、持ち帰った米国サイズの家具をいれると何とも狭苦しいことになってしまったのですが(笑)
そんな思い出ある昭和の上下階セットで居住するという工夫が今、
高齢化団地の上下階「セット貸し」
という形に焼き直されていることを知りました。
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高齢化団地の上下階「セット貸し」が満室 家賃5万円台で若い世代呼び込む
グッド!モーニング
[2024/07/05 11:32]
エレベーターがないことで避けられがちな団地の上層階の部屋を、2部屋セットで貸す試みが好評となっています。
■団地の階段を上がると…新しい暮らしの形
取手井野団地
茨城県取手市でUR(都市再生機構)が提供する取手井野団地は、築およそ50年、戸数は2160あるマンモス団地です。
4階に暮らす平井亨季さん(28)が階段を上がり、5階に向かいます。そして、そのまま部屋に入っていきます。すると、そこには…。
(以下の2枚の写真は追記したのURさんの参考資料)
平井さん
「映像制作をしたりとか、読書をしたりとか、映像を見たりとか、仕事兼趣味みたいな。そういう感じの場所として使っています」
映像アーティストとして活動している平井さん。普段は4階にある48平米・3Kの部屋に住み、仕事や趣味の部屋として44平米ある5階を使っていました。
出典
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URさんの情報
Real Danchi Estate / 団地R不動産さんの情報
ということで1969年6月~1969年9月に竣工した昭和の団地がリノベーションされています。
正に
昭和の知恵が活かされての再生。
まぁ、私も所詮昭和生まれ。余生はせいぜい
昭和の知恵を活かしての再生するのが筋ってもん
かと思った次第(笑)
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