梨と同じ糖度の極上白菜を作る松島兄弟。in群馬県 邑楽町編
こんにちは。河瀬璃菜です。今年からnoteを始めてみようと思ってます。
と言うのも、私自身、地方の仕事が多く地方出張によく行くのですが、それぞれの土地に素晴らしい魅力がありすぎて、Twitterの140字じゃ収まりきれずどこかに熱をぶつけたいな〜と思っていたんです。
そして現在サステナミールと言う生産地で廃棄される未利用食材をアップサイクルするプロジェクトに挑戦をしておりまして、一緒に取り組んでる生産者さん、食材や産地のことをもっと知ってほしい!好きになっていただけるとハッピーだなと思い、始めた次第です。
そんなこんなで、今回は先日訪れた群馬県邑楽町の松島兄弟について書いていきます。
松島兄弟はそれぞれ大学卒業後サラリーマンをされていたんですが、お祖父様のご病気をきっかけに、2人で協力して農家を継がれたと言うご兄弟。
詳しくはこちらからどうぞ。
会った瞬間から「好き!」と脳が反応してしまう野菜に対して優しく、真剣に、熱い、面白いご兄弟です。
お二人ともガチキャンパーなので一緒にキャンプさせてもらったりと仲良くしていただいております。
そんな松島兄弟の育てるブランド野菜でもある「黄芯白菜 極」が収穫の時期ということで、私もお手伝いに行ってきました!
白菜収穫にGO!
9月の植え付けの際も伺ったのですがどのくらい大きくなったのか・・・
これが、
これえええーーー!
でかい。マジででかい。写真ではなかなか伝わらないけど、大きめに生まれた赤ちゃんくらいのでかさ。3ヶ月で誰だよってくらい変わる。
こちらの白菜は越冬白菜という年明けから出荷する甘くて美味しい白菜。この白菜は「頭縛り」という独特の工程が必要なんです。
一つ目の理由は、寒さに弱い白菜の葉を守るため。
二つ目の理由は白菜の糖度を上げるため。
白菜は寒くなると自らが凍らないように、体内のでんぷんをショ糖に変えているそう。細胞内の水分を砂糖水に変えることで、めちゃくちゃ甘くなるし、水が氷になる温度を下げているから凍らないのだとか。
実際に松島兄弟の作る白菜は糖度が10度以上(みかんや梨とほぼ同じ)という結果も出ています。
本当に野菜の生命力すごいし神秘ですよね〜
そんな白菜を、収穫だ〜〜〜!
1玉で3,5kgほどある白菜を、しゃがんだり立ったりを繰り返しながらする収穫はなかなか大変!農家さんって本当に体力勝負、力仕事。
もうね、切ってるそばから、水分がブシャっと顔にかかるほどのジューシーさ。
なるべく土をつけずに美しい状態で収穫できたのではないでしょうか。自画自賛。
そんな白菜を畑で味見させてもらいました。
食べた瞬間、笑っちゃう甘さと美味しさで本当にびっくりした〜!
私普段そんなにリアクション大きい方ではないんですが、アメリカ人かよ!ってくらいのリアクション取ってしまった。人って美味しいと爆笑するんだな。
私がいつも感じることなんだけど、初めての食体験って本当に大切で、初めて食べた野菜が最高に美味しいものであれば、野菜嫌いの子どもっていなくなるんじゃないかな〜と思うんです。
例えばウニも初っ端でミョウバンくさいウニを食べてしまって嫌いになる人が多いけど、北海道で美味しいウニを食べて嫌いになる人っていないんじゃないかな?!みたいな。
ほんとこういう体験って価値だしみんなに体験してほしい〜と日々想いを馳せているわけです。
絶品ピッツェリアにGO!
せっせと白菜を収穫した後は、松島兄弟の白菜が食べられるピッツェリアにも行ったよ〜
白菜とピッツァってこんなに合うんですね・・・じゅわっとした甘い白菜汁が口の中に溢れて最高のやつ。
邑楽に行ったらぜひ!
おまけ おすすめ白菜レシピ3選
収穫した白菜で作った美味い白菜レシピも置いときます。
松島兄弟の白菜を食べてみたい!って方は食べチョクでも買えるみたい。いつも売り切れなんだけど・・泣
後は、冒頭でもチラッとお話ししたサステナミールでも松島兄弟の極上白菜を使ったヤバ美味いキムチも作ってるのでご興味ある方はどうぞ!
2/6 18:00~再販予定です(宣伝)
今月はまた北海道の素敵な生産者さんの元へ行ってきます〜!またお会いしましょう!