音楽好きの八百屋です。 週末のみ野菜の販売をしています。野菜を通して地元の皆さんとの交流や野菜にまつわるあれこれを綴っていきます。 全体的にかなり節操のないことになりそうな気がしています。

音楽好きの八百屋です。 週末のみ野菜の販売をしています。野菜を通して地元の皆さんとの交流や野菜にまつわるあれこれを綴っていきます。 全体的にかなり節操のないことになりそうな気がしています。

最近の記事

先週の出来事

先週は適度な気温でお散歩が増えて 新しい出会いが多い週末でした。 「ずっと住んでるのに全然気がつかなくて〜!」 「近所でいいお野菜が買えるのは嬉しい」 「〇〇でいつもお野菜買ってるけど、こちらのお店の方がやっぱりおいしい」 などなど嬉しい言葉を頂いた。 京都の野菜は東京にはなかなか流通しないので、関西出身の方からも喜んでくださり、少しずつでも積み重ねた時間は尊いものになっていく。

    • 二代目店長れいちゃん

      れいちゃんの2回目の冬が来た 今日は気温がそこそこだったので、育ての親の獣医さんに爪切りをお願いしに病院に連れて行くことにした。 一年半前、生まれたてで見つけた 仲良くしてた地域猫の母キクちゃんは未熟児だったれいちゃんを見捨てて 丈夫な赤ちゃん三匹を立派に育てあげた。 我が家の軒下で産み落とされたれいちゃんはおそらく母乳をもらうことなく 一晩中泣き続け発見に至った。 約70g。目も開いてない。臍の緒もついたまま。 七日間、なんとかミルクをあげたりお尻をツンツンしてトイレの世

      • 先週のこと

        八百屋さんを始めて4年たちました。 なんとかかんとか健康にお店を開けることができた。 先週、我が家の隣に越してきた若いカップルが訪れた。 「お隣さん」ができることが嬉しい。 最近はみんな引っ越してきても「無言」だから お二人の訪問がとっても珍しく感じられて、しまう。 東京ってそういうことしなくていいと勝手に思ってるようだけどそうでもないと私は思っている。 京都の不動産屋さんのお話でとても素敵なことを聞いたことがある。 私の勝手な解釈かもしれないけれども、ご興味あれば読み進

        • 量り売りの出店がありました

          先月から今月まで量り売りのお店の方が出店され お塩やドライフルーツ、ナッツなど好きな量を好きなだけ。 量り売りのコンセプトとして、容器や袋のゴミを減らすということー 私も常々なるべくゴミが出ない買い物を心がけている端くれです。 お肉はパックのゴミが出るのを避け、お肉屋さんで買うようにしたり 食品のパックはなるべく洗って作ったおかずのの残りを保存したり 洗剤は量り売りのお店で買ったりといった程度です。 「昔に戻った」 うっすらと小さい頃にお豆腐を鍋を持って買いに行ったりした

          野菜は調味料

          食事の味付けに使うコストを考えてみる スーパーマーケットに行くとまず野菜売り場が最初にあることが多いかと思います。 そして味付けに関わるエリア、見渡していると相当な面積を占めています。 おいしい食事を求め、これはどう?これは?と提案していく調味料の数々です。 おいしい野菜を食べ始めたら 調味料が少なくなりました先日、自宅に人が集まり料理係の私は 新玉ねぎとじゃがいものオーブン焼き を作りました レシピ(4人分) 新玉ねぎ 3個をスライスしてオリーブオイルで炒め塩を少

          野菜は調味料

          大江戸線で天使に遭遇

          . 【配達中の出来事】 神田小川町から勝どきへ 都営新宿線で森下 大江戸線に乗り換えて勝どきへ配達 座って考えごとをしていたら なんだか目ヂカラが強い髪の毛がくるくるした男の子が向かいのシートに座っている リュックにくくってあるPASMOを見たら 板橋の文字 三田線乗ってきたんだなと察知 隣のマダムは携帯電話を見ていて、お母さんなのかなあと思ったらおひとりで月島で下車 うっすらと瞳が不安そうだったので 勝どき駅到着目前で天使に声をかけてみたら 牛込神楽坂に行きたい

          大江戸線で天使に遭遇

          オーガニックと生活

          ここ三年、お店を通して色々な方と出会い おうちそれぞれに習慣やしきたりのようなものを感じて そのおうちの様子を伺うのはとても楽しいです。 お店では京都や三重のお野菜たちを販売していて 東京では比較的珍しいので立ち寄って下さる方が多いです 関西出身、京都が好き、無農薬、ヴィーガン、近所、西方向の野菜といったきっかけで足を運んでくださっています。 だんだんと時間が過ぎていく中で、野菜にまつわること知識を得るために図書館に通い、色々な本を読みながら「知」を増やしています オー

          オーガニックと生活

          空に想いますね

          去年のことです 農家さんへ注文をするときに、いつもお名前を見ていた方のお名前がなくなり心配していたところ、旅立たれた知らせが来ました。 そのあともお名前があったので、どなたかがお手伝いして収穫されていたのかなと想像しながら発注していました。 三重県の農家さん。一度もお会いすることはなかったですが、その方のお野菜は必ず入荷していました。 小松菜とじゃがいもを作られていて、なんとも姿も美しく、おいしいお野菜たちでした。ファンでした。 今その畑は一体どうなっているのかな 60歳

          空に想いますね

          お寿司は手で握るのに おにぎりはビニール手袋でにぎるのはな何故なんでしょうか

          お寿司は手で握るのに おにぎりはビニール手袋でにぎるのはな何故なんでしょうか

          味覚と糖質

          糖質制限という言葉が耳に入りやすくなってきました。 ビールも糖質ゼロなど。 中でもお米について、よく考えてることがあります。 データや、栄養学などの科学的根拠など勉強足らずの中なので、こうして綴ることもどうなのかというところです。 すみません。 薬膳の勉強をしている中で自分なりに考えていることを申し上げる次第です。 昨今カリフラワーに置き換えてごはんを食べないとか。 かたやおにぎりブームでごはんがモテモテです。 グルテンフリーという流れもあって、米の麺なども目立つようになり

          味覚と糖質

          外に出たくなかったの

          "昨日は曇り空 きっとそのせいかしら"と  想い人との約束を破る こんな色気のある理由ではなく 今日は雪が残って外に出たくないと思った そんな空を見上げて "本気で好きになりそうだから" 気持ちを曇り空に預けて 自分の気持ちをさえぎる この歌を聴いた時に  とても上質な感情だと感じ取る中学生だった(かな) そう、この曇り空という存在は一見閉鎖的な空気なのに 気持ちを逃せてくれる 気持ちに蓋をしてくれるような そして、曖昧なままいてもいいような気分を許してもらえそうな時

          外に出たくなかったの

          猫の道 ふたりはともだち

          我が家にはかつて琳という名前の猫がいました。 琳くんは外が好きな猫だったので好きなように家と外と出入りしていた。 大晦日に天に召され、6年間という短い人生に寄り添っていた中で、いなくなってから友達がいたことが分かった。大きな猫が我が家に現れるようになり、「あれ、琳くんは?」という目をしている。食べきれなかったごはんを食べてもらう日々になり、やがてそのごはんも底をつき、とうとう友だちのごはんを用意する生活になっていく。 飼い猫と地域猫。琳くんとニャンコは人の勝手で肩書きが変わ

          猫の道 ふたりはともだち

          八百屋のひとりごと

          ▫︎自己紹介 週末だけ営業している野菜のお店です。 到来する野菜の献立をお知らせしながら日々のアタマの中を整理していけたらと思います。京都に住んでる家族から八百屋を手伝ってと言われ、週末だけならと始まり、三年経ちました。やってみて感じたのは近所のマダムたちとのご縁が増えること。皆さんの台所の様子を伺うと勉強になることばかりです。お客様に恵まれているなと思います。 今まで、飲食店などでキッチンで料理もしていました。 祖母の死がきっかけで漢方の勉強を始め、薬膳の資格も取得しました

          八百屋のひとりごと