不登校とお茶のお稽古
実は不登校な中学3年の娘がいまして
不登校になり始めた小学校3年生から続けている習い事が茶道です。
ガヤガヤしている教室がしんどくて、たまたまNHKで見かけた茶道に興味を持ち、そしてたまたま私の叔母が茶道の先生とお友達で表千家の茶道のお稽古を受けることになりました。
最初は、手も小さく袱紗さばきも難しいなか、頑張ってお稽古を続けました。
お稽古は月一回のゆるい感じ。でも先生はしっかりと教えてくださる。
本人はあの穏やかな空間とピリッとした先生の雰囲気と美味しい主菓子とお抹茶で癒されることが多々あったと思います。
中学3年になってから、お濃い茶のお稽古もするようになり、今日も楽しそうな笑顔で帰ってきました。
学校に行くより、あの空間で関わる同世代の子どもや、ずっと年上の祖母と同じ歳ぐらいの方々とのやり取りで随分人間関係の築き方を学んだとおもいます。
行きたい学校も見つかり、高校受験に向けて頑張っている中。やっぱりお茶のお稽古の時間は一時の穏やかな気持ちになれる良い空間のようです。
高校生になっても続けると言っているので、応援していこうと背中を見守るつもりです。