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メンタルブロックを外したら「仕事=楽しい」は成り立つのだと思えるようになった話

こんばんは。名古屋でフリーランスライターをしているイトウユキコです。

12月に入ってから思い立って毎日note更新に挑戦中。

30代フリーランス1年目の私の関心事としては、仕事・キャリア・ライフステージにまつわる事柄が多いので、今日はそのあたりのことを書いてみたいと思います。

30代前半はもがいて迷走感があったのだけど、今年はキャリアもライフステージもひとつ解が見えてきたというか、道が定まった感もあり、現時点ではいまの仕事とライフスタイルがしっくりきているので、その理由をちょっと書いておこうかなと。

↓もがいていた時期の具体的な話はこちら

仕事=しんどいことを我慢するものだという思い込み

昔は仕事はしんどいもの、我慢の対価としてお給料がもらえるものだと思い込んでいた。

新卒から数社正社員を経験していて、楽しかった仕事も、ただただしんどいだけの環境もあったけれど、仕事が楽しいというのはどこか手を抜いていると思われるんじゃないかという謎の罪悪感があった気がする。

今年、フリーランスになって「仕事が楽しい」ことに罪悪感を感じなくても良いのだな!と思えるようになったのは大きな気持ちの変化だった。

好きなこと「だけ」をしているわけではないけれど

フリーランスというと、家で好きなペースで働けるというイメージを持つ人も多いのだろうか。
たしかにそれは一部事実ではあるが、取材に出かけたり、外を歩き回ったり、ときにはめちゃくちゃ追い詰まって真夜中に作業をすることだってある(私だけじゃないよね?笑)。

そして、仕事の内容だってラクなことしかしていなかったら先細りするし、いつまで同じことだけやっていけるかなんてまるでわからない。やったことない仕事でもご依頼があればひーひー言いながらでもなんとかする。

どんな仕事にも大変なこと・楽しいことはあるけれど、私にとってはいまの働き方の大変さは許容できる範囲にあり、楽しいと感じる部分と譲れない条件がわりと近しいところにあるのだと思う。

じゃあ、なぜ「仕事が楽しい」と堂々と言えるようになったのかというと、それは多分お金を得ることに対するメンタルブロックがようやく壊せるようになってきたからなのではないかと。

お金を稼ぐのは悪いことではない

なんとなく「お金を稼ぐ」というとがめつい印象がある気がして、自分の中にお金の話をすることや稼ぎたいという気持ちへのメンタルブロックがあった。

でも、私が関心のある地域や文化の話を聞いていて感じるのは、きちんとお金が還元されなければ続いていかないということ。

これは個人の仕事においてもそうだよなあと思う。何のためにお金を得るかを考えたら、生活のためだし、少しでも豊かに生きていくためだ。

以前、フリーランスに挑戦して挫折したという話をnoteに書いたことがあるが、当時を振り返ると「私にはこの程度しか稼げないだろう」という思い込みがあった。

(それと同時に、生計を共にするパートナーがいて、仮に稼げなくてもすぐに困ることはないという甘えもあったのかもしれない)

しかし、副業フリーランスをしてみて意外にも自分の中にあった「自分はこの程度」という思い込みのハードルをクリアできたという小さな成功体験が、お金を稼ぐことへのメンタルブロックを壊してくれた。

もちろん、お金をいただくことはきちんと価値を提供できているということが大前提ではあるけれど、お金を得ることに謎の罪悪感を感じずにしっかりと良いアウトプットをしていこうという気持ちが強くなったのは大きかったように思う。

自分はこの程度、と思っていると、逃げの気持ちも生まれるんじゃないかなと。

結果、仕事が楽しいと思えるようになった

フリーランスになった当初は「やっていけるだろうか…」と不安だったけれど、いろんな気持ちの変化があっていまは仕事が楽しいと思えるようになった。

作業内容というより、この仕事をしている自分が好きになれた、というのが近いかもしれない。

いまより収入も不安定だったときは、好きな仕事内容だったとしてもどこか自信が持てなかったり、正社員で安定しているように見えても人間関係などの仕事以外の部分で疲弊したりもした。

いまは多少の大変なことや締め切り前の追い込みもないことはないけれど、大方のペースを自分で決めて進めていけることと、自分なりに目指していた結果も得られているから総じて楽しいと言える。(最大瞬間風速にならないようにがんばりたい)

これからも「自分にはこれくらいしか無理」と決めつけずに、成果を上げていきたい。

これからやってみたいこと

来年以降、どうなるかはまだ未知数なところもあるけれど、これからやりたいことも書いておきます。(ぜひご一緒できそうなことがあればお声がけいたただけるとうれしいです!)

やっていきたい仕事

  • 地域文化に関わる人のインタビュー(企画/取材)

  • お茶/コーヒーなど嗜好品の企画・コラム

  • 民藝/うつわなどの手仕事の企画・コラム

  • フリーランス/同世代女性のキャリア系の企画・コラム

今年は進行管理に携わることもあったので、編集・ディレクションの領域も増やしていきたいところ。

もちろん引き続き今の企画やライティングのお仕事もしていきたい。

とはいえ、身体は一つなので、やらないことも適宜決めながら健康第一で過ごせたらと思います。

やれたらうれしいこと

今年はありがたいことにほとんどご紹介の仕事だったので、来年もその方向性は継続しつつ、ライターや編集などの同業者の方との横のつながりも増やしたいなあと思っています。

あとはやはり今年やりきれなかったうつわのセルフプロジェクトへの比重をしっかり増やしたいところ。

また改めて今年の振り返りや来年の抱負はまとめたいと思います。

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