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【🍋ノスタルジーシリーズ#37】毛糸のポンポンを生き物として扱い、自作魔法のステッキで変身をする。

うーん意味不明なタイトル。
でもまぁそのままである。今日も今日とて懐古厨。


またしても怪しい遊びをしている。
小3の作文である。

ポンポンに名前をつけて可愛がるという遊び。
ゾゾ〜

【ユウとキー】
わたしは、⚪︎⚪︎さんとポンポンをつくってあそんでいます。
名前はユウとキーです。
⚪︎⚪︎さんのポンポンはミーという名前なのです。
そして、⚪︎⚪︎くんもほしいといったので名前はなんてつけるの?ってきいたら、おつよちゃんだよ。といいました。
へんな名前だと思いました。(←失礼すぎる
⚪︎⚪︎さんなら、マーとつけるんだよ。といいました。
ほかにも、ちーちゃんとか、たくさんいます。
でも、しゅやくはミーとユウとキーだよ。
へんしんすると、キーはキキになり、ユウはピピになるんだよ。楽しいよ!

またしても平仮名ばかりの作文である。
うーむ非常に知能が低そうだ。

遊びの内容にはまったく触れず、誰がなんの名前をつけるかだけに焦点を当てており、楽しさがまったくわからない作文である。
先生も、よくこんな作文に丁寧にメッセージを書いてくれたなぁと思う。

『へんしんするとユウはピピになる』というのも、1文字もあっていないし何より
ポンポンが変身とは という感想しか出てこない。

そういえば変身で思い出したのだが、私の家では魔法のステッキやコンパクトのおもちゃは一切買ってもらえなかった。
なんの足しにもならず、すぐ飽きるからという理由である。どれだけ頼んでも即却下であった。

知育に良さそうなおもちゃで安いものでなければ、許可がおりないのだ。
この↓クリスマスの思い出を書いた記事でもわかるように、うちでは親が決めたものしか購入してもらえないため、基本クリスマスも誕生日も好きではなかった。

さて、ステッキの話に戻るが、私は幼少時代にそれらのおもちゃに触れてこなかったせいで、数十年つもりにつもったフラストレーションから、いまだにステッキやコンパクトが欲しいと思っている。

ただ、この年代の女が変身!などといってステッキを振りかざす姿はさぞ不気味であろうと思うので、買うに至らない。
代わりに、ガチャガチャで#カードキャプターさくら
#セーラームーン #クリィミーマミ  などの可愛いステッキ型キーホルダーやフィギュアなどが出るとすぐ回してしまう。

高校時代に購入していたカードキャプターさくらのコミックスにもクロウカードがついていたため、1人部屋で
『汝のあるべき姿に戻れ!クロウカード!』などとやっていた。
高校生でさえ不気味である。

クロウカード付きのコミックス、売らなきゃよかったなぁ。

ステッキのなかで一番可愛い!と思うのは#マジカルエミ である。
マジカルエミのステッキは、上の部分がクリアピンクのハートになっているのだ。
ただ残念なところは、主人公がショートヘアなところだ。
私は、小学校卒業までずっと母親から無理やりショートヘアにされてズボンを履かされていたため、ボーイッシュなスタイルが苦手なのだ。
そのため、現在もパンツスタイルは整骨院に行く時しか履かないし、ショートヘアには絶対にしない。

その点、クリィミーマミやペルシャは髪型も併せて可愛かった。

ところで、マジカルエミの作者が #あらいきよこ
さんであることは皆さんご存知だろうか。

あらいきよこさんといえば、私たちの世代は
『#アリスにおまかせ』である。
キャサリンというアンティークドールの特級呪物(ごめん)がめちゃくちゃ怖い!
主人公のアリスを、自分の髪で巻きつけて殺そうとしてくる。
毎月ちゃおを見るたびにドキドキハラハラしていた。(でも一番最初に読んでた)
特級呪物という言い方をしてしまったが、まぁそこには過去の悲しい恋物語があり、、という話。

ちなみに、アリスを救うために克己くんという男の子が出てくるのだがその克己くんはキャサリンが出るたびに『化け物!』と呼んでいた。
結構ひどいよね
あんたのじいさんと生前のキャサリンの恋物語がこの一連の事件を引き起こしたんだよ。

あらいきよこさんは、他にも #エンジェルリップ
#Dr .リンにきいてみて などの代表作がある。
またアリス読みたいなー。

魔法使いサリーちゃんのステッキ、#スピカタクト
もめちゃくちゃ可愛かった。
上にダイヤ♦️みたいなのがのっていて、光る。
私はこのステッキが本当に本当に欲しくて、幼稚園の時ねだってみたがもちろん一蹴された。

どうしても欲しかった私は、ラップの芯に色と模様をつけて、先端は発泡スチロールをつけて、スピカタクト風のステッキを作った。
幼稚園児にしてはかなりよくできたと思う。
ただ、振り翳したところでそれはラップの芯であり、光りもせず、音もせずで急にみすぼらしく思えて、以降ステッキを作ることはなかった。

ちなみに工作で言えば一番よくできたなぁと思ったのがカップラーメンである。
カップラーメンの空き容器をもらい、麺を黄色の毛糸で作り、ナルトなどの具は紙で作り、最後にあの炒り卵みたいな卵である。
これを作る際に輪ゴムを何本かぐちゃぐちゃに丸めて絡めて、ボンドでつけて乾かすとそれっぽくなるのだ。

おもちゃは買ってはもらえなかったが、工作するのは自由にしてよく、工作するために使う道具もそれなりにあった。
私は幼少期、家にいたほとんどの時間、絵を描いたり工作をすることに時間を割いていた。
おかげで図工、美術の成績は良かった。
しかし、木工が非常〜〜〜に下手くそで、木を掘って木箱を完成させようの時は100%下がる。
(意欲だけはある)
あそこまで木工能力皆無な人は自分しか見たことない。

ポンポンの話からだいぶそれてしまったが、まぁ総じて、私は魔法に繋がる何かをいつも求めていた、ってこと。
それぐらい、自分がいる環境が辛かったし、親から死ねと罵倒されている間や叩かれている間は、違う人格を作り上げて現実逃避したり、魔法の世界に行っている空想などをしてやり過ごしたのだ。
違う自分に変身するためにはステッキが必要だったし、違う世界に行くにはその世界を創り上げることが必要だった。
街の店にある『くびたまや』など、少し歪んだ世界観なのはそのせいなのかもしれない。
くびたまやの説明ページにはギロチンで処刑される描写などもあった。
↓くびたま屋が出てくる、⚪︎⚪︎伝説シリーズ

ともすれば危ない思想に走っていたかもしれないと思うと恐怖だが、それよりも自分自身の芯みたいなものが強かったのは本当に救いであった。

よくグレなかったね?と中高の友達に言われるが、本当によくグレなかったよなぁと思う。
『自分で、自分自身を汚すようなことはしたくなかった』というのが一番の理由である。

地の底に落ちるのはあっという間だし、簡単だし楽だったのかもしれない。
でも私自身はそこから這い上がるのに何百倍もの力を、引っ張りあげてくれる強い力を、自分を照らす強い光を、要することを知っている。
からこそ、自ら自分自身を蟻地獄の底に落とすような行為は絶対にしたくなかった。

地の底の話をするのにはまだまだ時間がかかる。
小4の悪夢の日々である。
先日書き始めたものの、冒頭だけで数千字使ってしまい、疲れ果てて現在筆を置いている、、、
いつの日かここに投稿出来る日がくればいいな、と思いつつ、、、
楽しかった出来事を載せる毎日である。

いつも読んでくれてありがとう。

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