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幼児期の公文(Kumon)と子どもの学習習慣について考えてみる

まずは3歳から公文に通わせてみた結果

私の所属する会社には、スタンフォード大や東大、京大などを卒業された、いわゆる高学歴な同僚が多いのですが、(私は違います)そうした方々が幼少期にどのような家庭学習を行っていたのかということに個人的に興味があり、息子が3歳になる前までに同僚に下記のような質問をし、情報収集をしていました。

「幼少期にやっていた習い事や学習で役に立ったなと感じているものは何ですか?」

そこで得られた回答で多かったものは、

公文

だったことが私には印象的でした。

私自身は公文に通ったことはなく、公文が実際にどういう学習を行っているのかは何となくしか知らなかったのですが、

ヒアリングさせて頂いた同僚が(たまたまかもしれませんが)皆口を揃えて「公文をやっていて良かった」と言っていたので、そこから私も公文に息子を通わせてみることを検討し始めました。

ネットや書籍で情報を集めながら公文について何となくイメージ出来るようになった段階で、無料体験に息子と行ってみました。

息子の反応はどうかな?と思っていましたが、

公文の英語で利用するE-pencil  を使うことにかなり興味を示したので、英語と算数の2科目で3歳から公文に通い始めることにしました。

我が家には、家庭保育園のプリント学習教材キララもあったのですが、

キララは時間に余裕があり、息子のやる気がある時にやるというスタンスにし、当時のプリント学習のメインは公文に位置づけることにしました。

息子が通い始めた公文のお教室の先生たちが皆さんとても優しい先生方だったので、息子は公文に行くことに抵抗感を示すことは全くなく、(お教室に行ってからプリント何枚目かで「疲れた〜そろそろ帰りたい」と言うことはありましたが)週二回の公文通いはあっという間に習慣となりました。

公文は自宅での毎日の宿題が出ますので、それをこなしていくことが非常に重要となりますが、こちらも、公文を始めたばかりの頃はとても簡単な問題プリントからのスタートになるので、息子もさくさく解くことが出来、やっていて気持ちが良かったようです。問題が簡単なうちに、毎日宿題をやることが習慣になってしまえばその後が強いなと感じました。

ですので、3歳で始めて、自然と毎日の学習習慣がついたことは、公文に通っていてとても良かったことでした。

このように、

毎日短時間からでも、勉強や読書の習慣が自然と幼い時から身につけられることは、

その後小学生、中学生、高校生と学年が上がっていき、より日々の学習習慣が重要となってくる年齢において、大きな武器となるのだろうなと感じました。人間って、習慣化させるまでが大変で、でも逆に習慣化させてしまえばそれは非常に強い力となるとはよく言われますね。

一定の年齢になってから急に日々の勉強を習慣にしようと思っても、実はなかなか難しかったりするので、幼少期に学習習慣を自然と身につける上で公文は効果的だったと私は感じました。

ただ逆に、学習の進度にはあまりこだわりすぎないようにしました。

公文には成績表があり、全国ランキングも確認することが出来ますが、全国にはびっくりするくらい息子と同じ年齢でも進度の早い子どもたちがたくさん!ただただ尊敬です。

でも、そこは参考程度に、あまり気にせず、息子は息子、お友達はお友達、というように常に考えるようにしていました。

私が公文を通じて息子に身につけて欲しかったことはあくまでも学習習慣。現時点での学力を周りと比べる必要もないし、比べて一喜一憂するべきでもないと強く思っていました。ここを気にしすぎてしまうと、息子にも「まだこのレベルの問題もわからないの?何度もやってるのに!」などと言いたくなってしまうかもしれないので、それはお互いにとって良いことはないですね。

学習のペースは子どもたちそれぞれ。他の子どもたちと比較しての相対的な息子を見るのではなく、息子自身を見る。

そんなことを大事にしていました。

公文は4歳半ばで卒業。その後は少しずつキララにシフト。

その後順調に公文は続けていたのですが、

息子が5歳になる少し前に私が再婚、新しいマンションに引っ越すこととなったため、これまで通っていた公文に継続的に通うことが難しくなってしまい、一旦これまでのお教室は退会することにしました。

そして、新しいマンション近くの公文のお教室に見学に行ってみたのですが、そのお教室が今まで通っていたところとは全く違う雰囲気!

正直なところ、私もあまりそのお教室に良い印象は抱けず、息子にも念の為意見を聞いてみたところ、

「僕前の公文だったら行きたいけど、この前のところはちょっと微妙だから行きたくない」

とのことだったので、であれば無理に通わせる必要もないかなと判断し、公文は5歳になる直前に完全に辞めることとなりました。

その後は、これまであまり進められていなかったキララの教材を少しずつ進めていくことにシフトしており、現在の我が家の家庭でのプリント学習教材はキララです。

キララは家庭保育園では3歳から開始するものではあるので、5歳の息子には少し簡単な部分もあるのですが、それが逆に息子には良かったようで、

「僕こんな問題も解けるよ!」

「僕一日にこんなにたくさんお勉強進められたよ!」

と言いながら、キララを少しずつ進めています。

私は先取り学習を焦ってやる必要はないなと感じているので、

このくらいのレベル感のものを日々続けながら、息子に学習習慣を身につけておいてもらえることが現在は丁度よいなと感じています。

もう少しキララ学習を進めていく中でまた気づくことが出てくると思うので、その際はまた記事に残したいなと思っています。

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