ヒミツのたらこスパ
たらこスパゲッティ🍝だいすき。
なのに、イタリアから帰国したらすっかりイタリアーナきどりで「たらこスパなんて邪道よー」なんて言ってたあの頃。
イタリアーナならそこはボッタルガだけど、日本ではまぐろのカラスミはそう都合よくは手に入らないし、お財布があっというまにスズシーナに。
凝ったパスタはちょっと横におき、ペペロンチーニ + α で、ささっとからめる程度の、かつイタリアっぽい日常パスタを模索していたある日、ひらめきがキラリと降ってきました。
そうよ。
てまひまかけてたらこをほぐしてゆく不毛プロセスを省き、バター(もいいけど)で昭和味にせず、オリジナルにすればいいんだわ。
ちょうど調香をかじりはじめ、これとこれはもしやほぼ同じ匂い、近い味?補完関係にあるな、なんてきづきが増えてきたことも役にたちました。
そんなこんなでうまれたレシピは以下です。
ポイントは
ナンプラーとマヨネーズはたらこの風味を補強するためにいれる、ということ。
つまり、たらこの風味要素に近いものでたらこ度をたかめているだけ。
味つけではないことさえ理解できれば、アジアンになってしまったり、しょっぱくなったり、おこさま風になったりの失敗は少ないとおもいます。
なので、あくまでも
あ、ナンプラーだ あ、マヨだ、とわからない、おそるおそるレベルで入れてくださいね。(もちろん最後はおこのみです)
えっ、ナンプラーってどこがイタリア?っておもわれるかもですが、イタリアにはコラトゥーラという魚醤があるのでだいじょうぶです(何が)。
フライパンを使わずお皿のうえだけでもできちゃうレシピですが、加熱した方がやっぱりパスタらしいとはおもいます。
プラスでイタリアっぽく仕上げるコツはオイル多め、ですね。
たらこずきのわたしとしては、永遠にこつぶのソロ活動たらこを追いかけるよりも、ぽてっとかたまりがあるくらいのほうがうれしいのと、なにより簡単であってほしいからざくぎり(はさみで)です。
ただ、大人数分だと、ざくぎりたらこじゃ均等に散らからないとかナンプラーやマヨの加減がむずかしくなりそうなので、このヒミツレシピは1〜2人分、なんならお昼にひとりこそっと、なんていうのがいいかもしれません。
ナンプラーはきついなぁとおもうかたは、日本の魚醤でクセが少ないものもあるので、それを試してみてもいいかも?
たまにはお役にたつ投稿もいいかな、とシェアしてみました。
きになったらつくってみてくださいね。
では
Buon Apetito
リリィミンツ
SSMP
* ずっとウタうシゴトしています*