勝つこと以上の向上心
娘はダンスを習っていて、踊ることにハマっている。
家の中でも、外で歩いていても、信号待ちでも
肩を揺らし、ステップを踏む。
羨ましくなるほどのパッションが、そこにはある。
お誕生日会でお友だちの家に招かれた。
そこには、娘よりも上手にダンスをするお友だちも来ていた。
娘は、「ダンスバトルをしよう。」提案したそうだ。
私は、負け戦が嫌いだ。
恥ずかしく、惨めな気持ちになる。なんなら、戦いそのものが嫌いだ。(だいたい勝てないから)
娘に、ナゼ自分よりも上手だと思う人に戦いを挑んだのか聞いてみた。
すると
「彼のダンスを見たかったから、バトルしようと言った。」のだそう。
びっくり仰天。
自分が勝ってやる。とか負けると嫌だ。とか
そんな小さなことではなくて
ピュアな向上心でバトルしたんだ。
キラキラしてるなー。いいパッションだなー。素敵だぞ。
そして、
ダンスをしたい、見たい、見てほしい、という気持ちを表現できる『ダンスバトル』という言葉の秀逸なことよ。
あー、感心の嵐だわ。