良ちゃんは言葉を話せません。 なので、今日もスキンシップで良ちゃんと遊びます。横腹をこちょこちょすると、良ちゃんはもうニッコニコです。そしてしばらくすると、そのまま走り出して、2階へいってしまいました。おーい、と読んでも戻ってはこなくて、しばらく経って見に行きますと、絵本の角を前歯にコツコツ当てるという、アバンギャルドな遊びを延々とやっておりました。 大丈夫です。 いつもの良ちゃんですよ。 普段はまあ、こういった感じなのですが、まったく意思の疎通ができないかと言うと、そうで
良ちゃんは空前絶後の自由男児です。 「嫌な事は嫌だから嫌です。だってそれは僕の嫌な事だから嫌に決まってます。」と、嫌な事は本当に何があっても嫌なのです。 -食事と呼べるものは白ごはんだけである。 -おもちゃとは、並べるだけのものである。 -松ぼっくりは一番形の良い気に入ったものを常に手に持っておくものである。 -リンゴジュースとはあの赤いパッケージのリンゴジュースであり、それ以外はリンゴジュースにあらず。 -スプーンはプラスチックのみを真のスプーンとす。あの銀色の冷たいやつ
良ちゃんは寝るのが苦手です。 一晩中泣き続けるのはザラで、僕も妻も苦労しました。 寝不足のせいで、日中不機嫌になってパニックを起こしたりと悪循環。 これはどうにかせんといかん、と病院で薬を処方してもらうことにしました。 薬を処方してもらうことについては、はじめ、かなり悩みました。子供に薬、というだけでどうもネガティブなイメージが僕の中で先入観としてあって。(妻はそのへんは進歩的で寝られるようになるなら積極的に使うべきだ、と考えていました) ただ、色々な方のブログやツイート、
今日、裸足で庭を歩いてみました。 なるほど開放的で気持ちがよろしいです。 5月の気候なら(今はもう夏ですが)タイルが日光で暑くなりすぎることもなく、うっすらとある細かい砂利の刺激で、足裏は心地がよいです。 土の部分にも降りてみました。やわらかくひんやりとした感覚が最高です。 これはハマってしまいそうだなぁ、としばらく裸足のまま、椅子に座って読書をしたりしてみました。 なんでこんなことをしたかと言うと、良ちゃんが最近シューレス(裸足)に凝っているからです。 とにかく隙を見
最近放課後デイサービスの方から、良ちゃんがお友達にツンツンすると、報告がありました。 本人はニコニコツンツンやっているそうで、どうも危害をくわえようとしているわけではなさそうだ、ということです。 お友達に興味が出てきて、ちょっかいをかけているらしいのです。 報告を聞いても、ぼくと妻はあまり驚きませんでした。 実は良ちゃん、家でも飼い犬や妹にニコツンをやっていたからです。 妹と犬と3人でニコニコ、ツンツン、キャッキャウフフ、といった感じかと言うとそうでもなく。 なぜなら、良
良ちゃんは小さな頃から、ひと月に一度、大学病院で発達の具合を診てもらっているのですが、まあなんというか、大学病院というところは、非常にたくさんの人たちが集まるので、とにかくいろんな待ち時間が長いですよね。 予約をとっていくんだけれど、それでも待ち時間があるのです。 さて、小さな良ちゃんはとにかく待つことが嫌いです。待合室で大人しく待っているなどとてもできません。では車の中で待っていよう、と思うと、走っている車ではおとなしい良ちゃんですが、ひとたび停車してしまうと、車内で大泣
良ちゃんを育てるのは本当に大変だと思います。 定型発達の妹と比べると、こんなに楽なのか、と思うこともしばしば。良ちゃんにはわるいが、もしも、定型発達なら、と空想したことは一度や二度じゃききません。 ただ、だからといって、今神様が突然出てきて、「今までご苦労様。今、良ちゃんを定型発達の子に変えてあげますからね」 などと言われても、いやいや、今の良ちゃんはどうなるのさ。やだよ。そっちいらないよ。と、なるだろうとも思うのです。 では、アルジャーノンに花束を、のようにどんどん成長