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名前はジャーナリングでもモーニングページでも何でもいいが

思いついたことを紙に書き出す行為は有効だ。
常にやりたいことが複数ある、すぐに内職を始める、集中力がなく頻繁にタスクを切り替える、という人は、いったん思考を整理すると効率化できる。

私は気になったことをその場で検索する癖がある。その結果、ネットサーフィンで想定しなかったページに行き着いたり、直前まで何をしていたか忘れたりする。スマホが「私を見て」と言うわけでもないのに、厄介な相棒である。

そんなことをしていると、集中力も深まらず本来やらなければならない作業も進まない。

例として、私の出社日の朝の予定(理想)は下記の通りだ。

6:00 起床・ジャーナリング
ストレッチ、筋トレ、洗濯、読書、片付け
朝食、身支度
8:00 家を出る
移動中: 新聞、Duolingo
9:00 図書館で勉強
10:00 始業

起床後の2時間にいろいろなことを詰め込んでいる。ここでネットニュースを見たりSNSをチェックしたり、もしくは新聞を先に読んでしまうと、次の勉強時間が確保できない。

そこで、スマホに吸い取られそうな邪念を先に紙に書き出すことにした。
これが「ジャーナリング」だ。具体的な方法は他のネットの記事にある通りである。

私の場合は、毎朝起きてから5分程度で行っている。手書きはフリック入力やタイピングよりも自由で、to doやら感情やらを、文字でも記号でもイラストでも、何でもどうにでも書ける。
ボールペンで書き/描き殴っているような感覚だが、それだけで邪念を紙に落とし、頭の中に必要なことだけ残したような感覚になれる。

さらに、自分の痕跡を残したくない、自分の感情と向き合えない私のような人間にとっては、自分と目を合わせる練習にもなる。
誰にも見せずにすぐ捨てるものでも最初は抵抗があるが、少しずつ書き出せる幅が広がっている気がする。

上記の朝の予定は理想だが、ジャーナリングだけは先に試し、有効だと感じられた。
それ以外もこれから実践できると思う。たぶん。

ややこしいのは 世の中じゃなくて
この頭ん中

♪B'z / Don't Wanna Lie

なお、この記事では「ジャーナリング」という呼称を用いた。
「モーニングページ」という似たような行為もあるが、こちらはジュリア・キャメロン『ずっとやりたかったことをやりなさい。』で紹介されている手法である。
私は「ジャーナリング」の方がより一般的な名称と考えているが、違ったら指摘してほしい。

いずれにせよ、重要なのは、作業する手は止めて、頭の中を整理するために手を動かす時間を作ることである。

言葉じゃなくて時間を 時間じゃなくて心を

♪ヨルシカ / 花に亡霊


#日々の大切な習慣

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