「いだてん」雑考③〜語り継がれる「伝説の大河ドラマ」〜
2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」が幕を閉じた。
ピエール瀧の覚せい剤使用による逮捕やチュートリアル徳井義実の脱税といった出演者のスキャンダル、大河ドラマとしては異例の全話平均視聴率まさかの一桁を記録するなど、良くも悪くも年間を通して世を賑わせるドラマだった。
しかし、終わってみればそれらは「いだてん」という作品の表面的な部分に過ぎず、本質を語る上では無関係だといえるだろう。
それほど本作は画期的でこの世に二つとなく、令和という新時代の到来にふさわしい名作だったと私は思うのだ。
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