アダルトチルドレンに悩んでカウンセリング受けてみた
皆様お久しぶりです。暑さが和らいできましたがいかがお過ごしでしょうか。
私は人生初カウンセリングを受けてきました。たびたび打ち明けてきた通り、私はアダルトチルドレンの自覚があり、人間関係・特に恋愛の難しさを感じてきました。年齢的にも適齢期と言われる年代で、子供が欲しいと考えていることもあり結婚はしたい。でもいい恋愛を今の自分ができるイメージがわかない、と悩んでいました。個人的にワークを行ったり自助グループに参加してみたりもしましたが、もっと早く効果を出したいと思いカウンセリングに行ってきました。
カウンセリングの結論
行ってよかったです。まずは半年間通うことにしました。1回9000円で、カウンセリング相場が5,000円~3万円ということを考えると最安値ではないけれども割安ゾーンかなと。
正直自分と向き合うことは怖いです。自分の傲慢さや弱さを突きつけられたら立ち直れるのか。。でも、これから何十年と「美香ちゃん」と付き合っていくと考えたら、まだ二十代で人生の前半戦の時にとことん自分と向き合ってみることはきっとプラスになると信じて飛び込んでみることにしました。
普段はケチで自分にお金を使えないたちなのですが、「今年は自己投資の年」と決められていたのは大きかったかもしれないですw
流れ
カウンセリングの流れとしてはこんな感じでした。
到着
↓
カウンセリングシートに記入(氏名、職業、年齢等に加え、心身の状態や悩み事、ストレスへの対処方法などについて。書ける範囲で記入)
↓
カウンセリングシートや予約を取った際に記入していた内容から、どんなことで悩んでカウンセリングに来たか確認
↓
私の話に対してカウンセラーの方がコメントを入れたり質問をしたりしてヒアリング。
↓
感想共有
↓
今後について説明
↓
終了
内容
私は事前に自分である程度アダルトチルドレンについて勉強し、ワークをしたりもしていたので「体験」ではありながらも自分を深堀するワークのようなこともできたと思います。
例えば、会話の中で私は「恋愛は相互が選ぶのではなく、私は選ばれる側」という意識が強いのでは、という話になりました。なぜ選ばれる側で、自分で選べないのか?そう聞かれた時になぜか涙が。。中学校の時に好きな人が被ったことがトラウマになっているのかも、と話すことができました。 「選ぶ」ということに関してはそれだけではなく、自分の自信のなさや親が過干渉で自分で選んでこなかったことなど他にも心当たりはあります。ただ、カウンセリングを通して、他人に自分の傷を見せ辛かったねと受け入れてもらうことは私にとって一つ気持ちを昇華することができた気分になりました。
また、完璧主義について。アホみたいですが、私は自分のことを「完璧主義のきらいはあるかもしれないけど完璧に完璧主義ってわけでもないし、まあ違うか」と思っていました。完璧に完璧主義(笑)完璧主義というには物事を完璧にしていないので違うかと(*'ω'*)
でも、100点にできなさそうならそもそも戦わない、100点の行動ができないと自分を酷く責める、減点方式など考え方が完璧主義だったことに気づかされました。カウンセラーの方は、私の考えを聞いて、「言い方はきついけど、でもそれって自分の能力を過信しているよね」といった趣旨のコメントを言いました。ガーン。
私は「自分はまだまだと思う私は謙虚な人間」と思っていたので最初は認めたくありませんでした。傲慢ですね、と言われて喜ぶ人はいないですよね(笑)(いやもしかしたら居るかもしれないけど)。
ただ、たしかに「あの時もっとこういう行動をしていれば違う結果になったのでは」と考え続けるのって、自分がその行動を取ったら望む結果が得られたはずだという自信があるからなのかなと。それってめっちゃ自分のこと信じてるじゃんと自分の矛盾に気づきました。自分に自信ない~と言いながら、過去のもう変えられなくなったことに対しては「私はもっとできたはず」と思い続けているということですから。もう結果が変わらないからこそ安心して自分が得られたかもしれない結果にしがみついて自尊心を保っているのかなあ。とりあえず自分にコントロールできない範囲があるという境界を引けていないですよね。自分がどんな働きかけをしたって相手を変えることは不可能。どんなに考えたって過去を変えることは不可能。だってそれを受けて相手がどう行動するかは相手が決めてコントロールすることだから。だって過去は捉え方を変え意味付けを変えることはできても事実は変えられないから。自分の影響力をすごく高く評価している。。そして安全地帯で自分の作れたかもしれない武勇伝をずっと作ってる。。漫画でもこういうキャラいるなあ。。だいたい自分のことわかってないイタイキャラ。自分がそうだったとは。。恥ずかしい。。
カウンセリングを受けて意識するようにしたこと
・「気づいてよかった」と自分を褒める。
・バタフライハグを行う(トラウマケアで使用される。気持ちを落ち着けるのに有効)
・完璧主義から加点主義になることも、最初から”完璧”にできなくていいとする。挑戦していること、1点でも加点されていることにフォーカスする。
・自分でコントロールできない範囲があると認める
・うまくいかなかったこと、失敗は成功のチャンスだと考えてみる。
・数値化して考える。(そうすると小さな違いに気づきやすい)
・100%自信を持てることの方が少ない。60%以上の自信があるならOKとし、失敗して40%の方に転んだとしても”しょうがない”と考えるようにする。
同じように悩んでいる人へ
日本ではまだまだカウンセリングを受けることはハードルが高いですよね。でもアメリカではもっとカジュアルに「ちょっと落ち込んだからカウンセリング行こう」という風にいろんな人が利用していると聞いたことがあって私の心理的ハードルは少し下がりました。
辛い時に「辛い」と感じ、その気持ちを昇華する手伝いを求めることは自分を大切にする一つの手段なんじゃないでしょうか。カウンセリングが絶対解とは言いません。でも選択肢として平等に入ってもいいのかなと思います。
自分の整理のためにも、またカウンセリングを受けた時に感想を共有できたらなと思います:)