誰かの評価を突然突きつけられる。
誰かの評価を突然突きつけられる日。
ダイエットを始める理由はさまざま。コロナ禍で外出機会は減ったかもしれないけど、
対人関係がゼロになる日はまだまだなさそう。
先日洋服を買いに行ったとき店員さんに「お姉さんは細いから絶対きれいに着れますよ!」といわれた。
絶対きれいに着れる、細いという決めつけ、、謎のプレッシャーを向けられ私は怯んだ・・・試着はもちろん拒否する。
何の武器も持たず鼻歌歌って歩いていたら後ろから完全武装した人に斬り付けられた気分だ。笑
店員さんは洋服を売りたい!もしくは、課せられた接客という名のマニュアルに沿っているだけかもしれないけれど、「絶対綺麗に着れる」「細い」って誰のものさしなんだろう?
トレーニング女子(私に限って)的な話をすると、体にメリハリをつけるために肩トレを欠かさない。洋服はいつもSサイズかXSサイズで入るが、肩がきつい。なのでTシャツはMサイズ。ジャケットも7号でお直し。
お尻もプリッとさせたいから尻トレにも励む。そうするとタイトスカートは一か八かの勝負に出ることになる。
初対面の人に肩トレして肩幅があります。とか尻トレしててお尻が大きいんですなどは決して言わない。
私だって気になる部位はまだまだある。
背中にお肉がつきやすかったりなかなか落ちない二の腕。
尻トレしてると言っても自信はまだない。
そんなコンプレックを1から100まで説明していたら自尊心がズタズタになりそうだ。
人には色々な事情がある。その事情をうまく隠しながら、付き合いながら、生きている。
初対面の人にその事情を暴かれ、プレッシャーをかけられ心地いい買い物はできるはずない。
細い。細くない。太い。太くない。
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ。
フリーサイズに入る人。
誰が決めたかわからないものさしで私を測らないでほしい。
そうやって望んでもいないのに気づいたら勝手にものさしで測られ評価されることによって私はどんどん自信をなくして行く。
誰かの評価ではなく。私は自分の評価で物事を判断したい。なかなか難しいのが現実だけど...
誰かが評価に合わせたダイエットがなくならないのは、こういう小さな積み重ねなのかもしれないと思った
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