見出し画像

新しいものから学ぶこと。

論語に「温故知新」という言葉があります。

故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る
古いこと、昔のことを研究して、そこから新しい知識や道理を見つけ出すこと。先人の知恵に学ぶこと。

コトバンク

過去の経験や先人の知恵から学びを得て、それを元に新しいことを学んでいくのはとても大切なことだなと思います。

仕事でも、先輩方から学ぶことや教えてもらうことって多いと思うのですが、私は最近新しいものから学ぶという精神も大事な気がしています。


もうすぐ私の部署に新人さんがひとり入ってきます。私は医療事務として働いているのですが、メインは接客なので今回の採用では医療事務の専門的な知識がなくてもOK!とにかく素敵な接客ができる人を!という条件で採用を行いました。

新しい方は医療事務未経験ですが、美容部員の経験があるとのことで接客には大きく期待をしています。清潔感のある見た目や話し方もとても好印象でした。


新人さんが入ることについては部署の他メンバーにも知らせておいたのですが、今日改めて部署内のカンファレンス時にこう伝えました。

「 新人さんが入ってきます。しばらくは業務が大変になると思うけど、サポートもよろしくお願いします。そして接客については、新人さんから沢山学んでくださいね。」

この言葉に、メンバーは少し驚いたような表情をしていました。

彼女たちの心中はどういう気持ちだったのか、私には想像しかできませんが、新しい人からでも学ぶことは多くあるという考えを私は持っていてほしかったんです。

学ぶことはいつでも出来ます。日常生活でも、仕事でもそうだと思います。

そして誰からでも出来ると思っています。ベテランであれ新人であれ、違う人間である以上はそこに違った考えや工夫があります。活躍してきた分野が違えば尚更学べることは沢山あるでしょう。

新人さんが美容部員時代に身につけた接客スキルや知識を盗まないなんて勿体ない!と私は思います。(美容の知識も山ほど盗んでやろうと密かに計画中です。笑)

来週から通常業務に新人さんの教育とおそらく怒涛の日々になるとは思いますが、ちょっぴりワクワクしている自分がいます。私自身も、スタッフの皆も、学ぶことで自分を少しずつアップデートしていけたらいいなと思います。

今日はこの辺で、おしまい!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集