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【短歌】 月食



こんにちは、まりもです🌕🌑

昨日は皆既月食でしたね!
皆さん見れましたでしょうか?

わたしは実家で家族と見ることができました。
皆既月食を見たのは初めてで興奮しました!

さらに天王星食という、
月に天王星が隠れるイベントも同時にあったようで。
前回に皆既月食と惑星食が同時にあったのは、
442年前の1580年ということにもびっくりです。

今や歴史の教科書に名を連ねる戦国武将たちも
同じように空を見て興奮してたかもしれないと思うと、嬉しいですね。

そこで今回は、月食をテーマに短歌を読みました。

「今晩のご飯はなあに?」「今日はねぇ奮発しちゃった、月の丸焼き!」

月消ゆるごとに家族はまるくなる餅つきウサギも一家団らん


月食の夜がチャンスと星々はいよいよ冴えてその身を鳴らす


月舟(つきふね)は今日は臨時欠航ですまたのご利用お待ちしてます



4首とも、だんだん消えて赤みを帯びていく月を見ながら作りました。



一首目
赤銅色になっていく月が煮物というか焼き目というか
なんか美味しそうに見えたので(笑)、
晩ごはんが月っていうのも面白いかなぁと🌕

二首目
だんだん月が消えるに従って、
家族が「すごー!!」って騒いでて
こんなに一つのことにみんなが集中するのも素敵だなあ、と思いました。

月は消えていくのに家族は一致団?していって面白かったです。笑



三首目
満月の時は月が明るいから
星があまり目立たないですよね。

俳句には、
星月夜という秋の季語があります。
月のない夜、星たちが一層明るく輝いて見えるという意味だそうです。

昨日の星たちはチャンス!と言わんばかりに
イキイキと輝いて見えました。
今の時期は空が澄んでて綺麗ですね💫


四首目
月を舟に見立てることは、古代から変わらないですね。

昨日は満月にも関わらず皆既月食という
由々しき事態だったので、月舟もお休みだろうなあと思いました。

以前noteにも書きましたが、
万葉歌人の柿本人麻呂さんも素敵な和歌を残しています。


そして、
わたしの大好きなポルノグラフィティの曲「月飼い」も、
東から西へ渡る月を死者が乗る舟に見立てているロマンティックな歌です。


次に見られるのは300年後くらいなんですね。
こんな素敵な世紀の天体ショーを生きてる時に見れてよかったです!

最後まで読んで頂き、ありがとうございました♪
良ければまた遊びに来て下さい✨
それでは!


22/11/09   まりも

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