障害児☆特徴的行動
自閉スペクトラム症の子どもたちに共通する特性は対人関係を調整することの難しさとこだわりの強さです。
今回は、なぜ対人関係を調整することが難しいのかを特徴的な行動やエピソードと共に伝えたいと思います。
《特徴的な行動・エピソード》
・あやしても目が合わない、反応が乏しい
・手を振って「バイバイ」する時、手のひ らを自分に向ける
・人見知りや親の後追いをしない
・言葉を話すようになっても、セリフを棒読みするような話し方、妙に大人びた言葉遣いをするなど、不自然
・表情や話しぶり、視線などから相手の気持ちをくみ取ることができない(空気が読めない)
・孤立する、受け身過ぎる、一方的過ぎるなど、双方向の対人関係がうまくとれない
・表面的な会話だけでは問題が起きにくいが、空気を読めないなどの特徴のために周囲の人のひんしゅくを買ったりすることがある
・自分の好きなことを話す時に饒舌になりすぎることがある
・友人と親密な関係を築けない
・普通に話しているつもりなのに相手を不愉快にさせたり、怒らせてしまったりする
・融通が利かず、臨機応変に物事をこなすことができない
上記に記載した特徴的行動、エピソードはそれぞれの特性の強さや現れ方は子どもによって違いがあります。ある特性が特に強い場合や、成長に従って特性が変化することもあります。
自閉スペクトラム症の子どもは人に対する関心が弱く、他人との関わり方やコミュニケーションの取り方に独特のスタイルがみられます。相手の気持ちや状況といったあいまいなことを理解するのが苦手で、事実や理屈に基づいた行動をとる傾向にあり、臨機応変な対人関係を築くことが難しく誤解されてしまいがちです。対人関係でのこのような特徴的な行動は幼少期からみられ、年齢とともに現れ方が変化します。
次回はこだわりの強さです。
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