マガジンのカバー画像

病気のはなし 

12
2020.2 コロナ禍に入ると同時に身体がぶっ壊れまして緊急手術からの2回にわたる入院、手術、癌宣告、治療、そしてオストメイトとしての1年2ヶ月、そして人工肛門閉鎖までの忘備録。…
運営しているクリエイター

2021年12月の記事一覧

青天の霹靂

続き。 2/20 病院で一夜を明かし、 朝になっていた。 眠れたのか、眠れなかったのか、 本当に覚えてない。 とにかくわたしはこの辺りの記憶がない。 時系列もわからない。 気がついた時、婦人科から消化器外科へと担当が変わってた。 見た目は単純に医師には見えなかった。関西弁。 しかも同い年。誰やねん状態だったわたし。今思えば大変失礼な話笑 とにかくあっけらかんと残酷な現実を言うてくる。 先生 何か変なもん食べました? 私 え〜昨日も聞かれたんですけどお腹痛かったか

それは突然に  

2020.2.19 あの日の続き。 帰宅してからも、もちろん痛みが無くなるわけでなく、 ただただうなだれて、寝てるしかできないわたし。 いや、寝ている事すらしんどくなってきた。 もちろん食べられないし、時折気持ちわるくなっては吐く。 横になるものの、眠りにつくなんてできない。 早く寝た方がいい。 そんなのわかっちゃいるけどね、 全然眠れるわけないやん、と言う感じ。 右往左往しながら、 早めに家族にはおやすみと伝えた。 時間は、何時になってかな。 だんだん冷や

あの日からを振り返ってみる

今日は新月。 2021年、最後の月、12月の新月。 ずっとずっと頭の中にあった あの日からを振り返るnote、書きたくなったので急に見切り発車で始めてみる。 これは私が体験したあまりにも急で、あまりにも予想していなかった出来事。 2020.2.19 コロナという未知のウイルスが騒ぎになり始めたころ、 どうもおかしいお腹の痛み、今までに味わった事のない だるさ、吐き気、言うことを聞かない身体に向き合うべく、町医者に行くも、血液検査、点滴のみで帰されたわたし。 何か悪い