固定観念をとっぱらって、息子と接してくれる先生
10月から、支援級にお邪魔している小1の息子。
支援級の担任のK先生にはすっかりなついて、「学校楽しい!K先生が好き!」と毎日楽しんで学校に通っている。
K先生は35歳くらいの女性の先生。K先生ってどんな人?というのがわかるエピソードをいくつか紹介する。
とにかく、息子をよく観察してくれている。
そして、「この子にはどういったアプローチがベストなのか」を常に考えて接してくれるのだ。
このK先生の教育方針とか、背景にどんなものがあったのか、とても興味があって、先生に色々聞いてみた。
(個人を特定するような表現はあえてぼかしています。)
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"ベテラン教諭と共に働いてみたい"と二つ返事で支援級へ
そもそも、なぜ支援級を担当しているのか?
育休中に校長先生から「復帰後は支援級を担当しませんか?」と打診されたそう。
息子が通っている小学校には支援級ベテランの先生が二人在籍している。
"この二人と共に働いてみたい"という思いから、二つ返事で支援級での復帰を決めたそうだ。
なぜ教師に?
教師という職業を志すきっかけになったのは、小学校時代の恩師の影響が大きいという。
このときに持たれた先生には、K先生が新任のときにも、お世話になったそうで、今でも親交があるそうだ。
教師になって間もなく、海外研修に
教師になって間もなく、教師海外研修で10日間アフリカのエチオピアに行く機会があったK先生。
そこで、教え子と同じくらいの歳の子どもたちが、靴磨きの仕事をしている現状を目の当たりにする。
「経験だから、Kさんも靴磨きをしてもらったら?」と言われ、履いていたスニーカーを磨いてもらったK先生。
この経験が火種となって、海外ボランティアに興味を持ったK先生。
青年海外協力隊に受験することを決める。
中米エルサルバドルに小学校算数教育という分野でボランティアに
青年海外協力隊事業に無事合格したK先生は、中米エルサルバドルに、”小学校算数教育"という分野でボランティアに参加することとなる。
日本の教育現場とは全く異なる環境に、驚きの連続だったという。
固定観念を破る
私の息子に対して、「お菓子買っておいで」と提案したり、「かかと切っちゃいましょう」というK先生。
K先生の言動で、私の「固定観念」が壊された感覚があった。
そのことについて、K先生に尋ねてみた。
全ての子に教育の機会を
先生の教育理念を聞いたところ、こんな答えが返ってきた。
K先生の教育の根っこというのは、青年海外協力隊での経験が大きいのだと思う。
日本に暮らしていたって、家庭の事情や本人の気持ちで学校に行けずに、教育の場に身を置けない子だっている。
現に、私の息子がそうだったから。
K先生に出会えなかったら、息子は今でも学校に行けていなかったと思うし、学校が楽しく学べるところだと思えなかっただろう。
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K先生との出会いが、息子の学校生活を一変させた。
良い先生に巡り合えて、本当に良かった。
K先生についてはまだ書きたいことがあるのだが…今回の記事はこの辺りで。
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