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留年したけど内定出てたから就職したら5ヶ月で休職になった。

大学院を留年した。でも内定が取り消しにならなかったから就職した。そしたら、5ヶ月目で適応障害になって休職した。24歳、厄年。

ギリギリまで耐えて、限界になって留年を先生に伝えた。苦しさを抱えたまま就職してなんとか頑張っていたら、体調がおかしくなった。

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「苦しい時は逃げよう」「何よりも自分を大切にしよう」そういう言葉に助けられた数年だった。できない自分を責め切って、自分を殺さずに済んだ。

今いる場所が苦しいなら逃げればいい。「逃げるは恥だが役に立つ」から。良くも悪くも自分の変わりなんていくらでもいる。あなたにしかできないことなどない。

だから、責任をほっぽり出したとて、あなたよりも少し忍耐強い誰かが困るだけだ。適材適所だ。弱いならさっさと退散。苦しいなら逃げればいい。死なないでくれ。

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でも、2回も逃げてみて気づいた。「逃げてもいい」ということは「逃げてばっかでいい」ということじゃない。逃げたところで楽にはならない。

逃げて逃げて逃げて、そうするといつのまにか自分が自由に身動きができる範囲はどんどん小さくなっていく。当たり前だ。逃げることで危険地帯と認定した場所がどんどん増えていくのだから。

逃げてばっかいるといずれ、身動きが取れなくなる。自分を守るために逃げても、逃げてばかりだと自分を守れない。そういうことに気づいた。

だから、自分を守るためには、人生、どこかで立ち向かわなければならない。先送りにしただけで、問題は問題として残り続ける。

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多かれ少なかれ「うまくいかない理由」のどこかには、自分自身の内的要因が必ずある。「全部自分のせい」ではないかもしれないけど、「全部まわりのせい」ってこともない。

変化には痛みが伴うらしい。人生、立ち止まってばかりいられないということは、常に痛みを感じ続けなければならないのだろう。

でもその痛みの乗り越え方、助けてもらい方を自分のものにできれば、僕はどこにだっていける。逃げてもいいけど、逃げずに済む方が人生楽しいんだ。

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