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認知行動療法の勉強

最近noteの投稿ペースが落ちてしまっている。
理由は単純で、心身の調子が悪いからだ。
そういうとき、いつも以上に人付き合いができなくなる。荒んでいる自分に失望されたり、面倒くさいと思われてしまったりするのではないかと不安になり、殻に閉じ籠ってしまう。
こんな私、見せられない。
顔が見える関係性ほどではないにせよ、SNSやnoteに関してもそういう思想を持ち込んでしまっている。あとは森埜よもぎを病みアカにしたくないんだよね。

だけど、あまり厳格になりすぎても自滅してしまいそうだ。
「助けて」が言えない性格はそういうところから来るんだぜ、聞いているか私。

主治医の薦めで、数日前から認知行動療法の本を読んでいる。よく耳にするし、趣味で心理系の本を読んでいて雰囲気は知っていたけれど、きちんとタイトルに「認知行動療法」と入った本を読むのは初めてだ。
読みたかったけれど、専門家から読んでいいよと言ってもらえるまで読んではいけないと思っていた。同様に、発達障害と診断がおりる前から私は発達障害向けライフハック本を熟読していたが、謎の後ろめたさを感じてブックカバーをかけて秘密裏に行っていた。
私は、人からの許可がないと何かしてはいけないと考えてしまうところがあるのだなあ。

さて、前半を読んでみての感想。
私は普段から頭の中で独り言をしているタイプなので、自動思考を言語化するのは既にできていると思った。大抵ネガティブなことが先に思い浮かぶのだけど、それでは悪循環なので、ポジティブな考え方を錬成して相殺させながら過ごしてきた。本の中のワークでも、自分をいじめる考え方に対して反証を述べて現実的な考え方に修正していくというものがあり、似ていると思った。
一方で、私が普段していることと違うと思った点がある。認知行動療法で目指すのはただポジティブな状態ではないようだ。根拠のないポジティブ思考を身につけるではなくて、あくまで事実に即してバランスのとれた考え方にするという事なのだと私は解釈した。
なるほどな…私はいつも過度に落ち込まないよう闇雲にポジティブな言葉をぶつけていたけれど、結局プラスの考え方は「都合のいい言葉」にしか聞こえず、心からは信じられなかった。
現実的な考え方という視点が抜け落ちていたのだなと分かった。

また、気分の強さに点数をつけたり、自動思考が浮かんでいる自分を客観的に眺めるトレーニングも手応えがあって面白いと感じた。
私流のアレンジだけど、ここ数日つらくなる気持ちが頭に浮かんだら、すかさず「~と思う私がいる。」と付け加えて第三者的な視点で眺めている。

後半でどんなことを学べるか、楽しみだ。

ちなみに私の読んでいる本はこちらです。
今日から使える認知行動療法 | ナツメ社

それでは、みなさんご自愛くださいませ。


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