言葉は探せない
何かを書き連ねようとした時に、言葉が見当たらない
運転していたり、仕事中だったり、ふと何もない時にふわっと降りてくる言葉たちは、探そうとした時にはそこにいない。
そんな感情にふと見舞われた時、僕は一瞬の儚さを感じます。
“映像制作”
近年、よく耳にするようになりました。
特に副業として
手っ取り早く稼げるものの代表例に“動画編集”が
ランクインしたからでしょう。
ここの定義は、別に決まってないし
各々の考え方で良いと思いますが僕は
“動画編集者”ではなく、“映像制作者”です。
いえ、そうでありたいと願う者です。
前者は
PCを買って、ソフトをダウンロードして、基本操作を習得すれば誰でもなれます。
ただ後者は、違います。
自分の思いを、たった一つの映像で、視聴者に伝えないといけない。
クライアントの、思いや理念を理解し、それを映像に落とし込まないといけない。
ほとんどの場合は、伝わらないことの方が多いです。
必死に絵コンテを考え、素材が足りてるかと不安な撮影をし、何度も同じ画面を見て、作った作品が、知らない間に消えていく。
だからこそ
作った作品が、誰かを笑顔にしたり
それがその人の宝物になった時にものすごいやりがいを感じます。
ここまで述べてきて、客観的に思ったことがあります。
「なんか辛そうだからやめたら良いんじゃね?」
んー確かにそうですね。
けどもう麻薬みたいなもんです。
(したことないですよ。🙄)
思い通りの撮影だったり
カラーグレーディングだったり
編集だったり
トランジションだったり
BGMだったり、SEだったり
そんな細かいことは置いといて
生み出せた作品は我が子のように可愛くて、
また作りたくなるんです。
とにかく前置きが長くなりましたが
“映像”に関わっているすべての人は
消えゆく一瞬を形に残す術を持っています
ドラクエで言う、魔術師的な
本当に素敵だと思います。
「あっ」と思ったその瞬間は
すぐに過去になり、2度と姿を現しません。
どんなに素敵な1フレームだったとしても、
気づけばそこにはいないのです。
”そんな1フレームを、形に残す仕事”
それが映像です。
昔から、好きでした。
けどそれを仕事にしようなんて思わなかった僕ですが、ひょんなことから自分の夢に変わりました。
たくさんの人の日常をほんの少しだけ、鮮やかに残す記録を