2024.09.16-17 五竜岳の登山記録
まえがき
「山が好き、酒が好き」Tシャツがどうしても欲しすぎて、またまた北アルプスへ行きました。
YAMAP
スケジュール
登山口(アルプス平)までのアクセス
夜行バスで新宿からゴンドラのある白馬五竜エスカルプラザまで直通で移動して、ゴンドラに乗ったら登山口です。
夜行バスは毎日アルペン号を利用しました。料金は10,500円で次の日が平日だったこともあり、半分くらいの人でした。唐松岳のときのバスよりかなり豪華で、足置き場があったり、背もたれの倒れる角度があったりしたので、バスにも当たり外れがあるかもしれません。
白馬五竜(白馬五竜エスカルプラザの目の前)で下車しますが、降りたのは我々パーティだけでした。
白馬五竜エスカルプラザには、外にお手洗いがありません。白馬五竜エスカルプラザは時期によって違いますが、6:50ごろに中に入れました。
お手洗いは20,30分かかる神城駅や道の駅まで歩く必要があるので、夜行バスで行くのはおすすめできないです。
ググってみると白馬五竜なんとかってのが多すぎてわかりずらいですが、ゴンドラは往復2,200円でした。クレカとPayPay使えました。
リフトはなくてもいいですが、ちょっとしんどい坂道を20分ほど歩くのがしんどかったので、上りだけあってもいいかなと思いました。
チケットは事前購入できなさそうでした。が、五竜岳はハイレベルだからか、人は少ないので混雑の心配はそこまでしなくていいです。
天候と服装
天気は悪かったです。ときどき雨が降ったり止んだりでした。ほぼずっとガスっていたので、あまり景色はよくありませんでした。
山頂アタックの時は運良く雨が降っていなかったので良かったですが、降っていたら諦めていたかもしれません(かなり難易度高いです)。
基本的には半袖1枚でした。が、冷える可能性もあるので上着と雨具は必ず持っていたほうがいいでしょう。
持って行ってよかったもの
アイマスク、耳栓
疲れ果てて山小屋で9時間くらい寝ましたが、足音や物音、光が気にならないように持っていて良かったです。
ヘルメット
いります。山荘から山頂までわりと危険です。ちゃんと持っていきましょう。
五竜山荘
ネットから予約できます。白馬岳と同じ系列です。
かいこ棚相部屋の朝夕付きで15,000円でした。ハエが1匹いたのが気になりましたが、部屋はキレイでした。なんとwifiがあってちょっとびっくりしました。
他の山小屋だと宿泊者は無料で水が飲めたりしますが、五竜山荘は水不足なようで、有料です(朝食、夕食時のお茶は無料です)。ペットボトル500mlの水も1人2本まででした。
有名なTシャツは1枚4,700円です。なんとネイビーの同じものを2着購入しちゃいました。
感想
9/15
23:00
新宿都庁を出発します。前回の唐松岳のときに比べて、この日は人が少なかったです。
9/16
04:50
白馬五竜エスカルプラザに到着します。な〜んにも見えましぇん。
悲しいことにお手洗いなし。。一番近くて神城駅です。
早く着いてもお手洗いないし、ゴンドラ乗れないしで割と暇でした。
06:50
白馬五竜エスカルプラザが開きます。トイレにダッシュ!
07:30
ゴンドラに乗り込みます。
ガスりまくってます。
07:42
アルプス平に到着です。若干の雨とかなりのガス。
カッパを着ますが湿度が高く、かなり体力を奪われます。
小遠見までは緩やかな登り道です。
影がないので、晴れてたら展望は良さそうですが逆にかなり暑そうな気がします。
09:15
小遠見に到着。何も見えねぇ。
このあたりで雨が弱まったのでカッパを脱ぎます。
小遠見から少しいったところに看板があります。一応ここが登山口らしいですが、ここまでも登山装備はいりそうな。。
ここから西遠見まで危険箇所はほぼないですが、アップダウンのある道が続きますので、帰りもわりと疲れます。
09:35
中遠見に到着です。
10:35
大遠見に到着です。
どんどん進みます。
10:57
西遠見の看板に到着です。YAMAPで見ると西遠見の山頂はもう少し先です。
謎の池がありました。
ちょい細い道がたまにあるので気をつけます。
途中から鎖場ゾーンになります。ストックはここでしまって、手を使っていきます。
5回くらいあったと思いますが、谷川岳の西黒尾根を突破していたので、さほど怖くはありませんでした。が、岩が滑りやすいので気をつけたほうがいいです。
そんでもって、トコトコ歩いていると、、、見えた!
12:29
五竜山荘に到着です。視界がマジでない。
チェックインして、昼飯と山頂アタック作戦を計画します。
昼飯は1m200円の焼飯とうどんがあって、焼飯をいただきました。
13:41
明日登るか今日登るか悩みましたが、雨も止んでいて地面も濡れてなかったので、山頂アタック開始します。
ここから難易度がぐっと上がって、往復2、3時間かかります。
ちょっと晴れた
最初はただの山道ですが、途中からロッククライミングと鎖場ゾーンになります。
ヘルメットは全員付けてました。落石とか怖いし。
ここで降りれる自信がなくて、ちょっと撤退しようか迷いました。下りのほうが核心らしいですが、慣れたのか下りはゆっくり行けば意外と降りれました。
後ろが崖で下の岩がツルツルすぎて、変な態勢でなんとか登っていきます。
山頂まだかなと思ったら見えてきた。
14:43
五竜岳に登頂!
なんも見えへんし、地面に置いてある看板が3つに割れてますが。
この写真撮りたかった。
展望がないのと、怖かったのでさっさと下山します。あとガスって暗くなると行動できなくなるし。
下山時にかなり遠かったですが、雷鳥さんを発見できました。
15:40
五竜山荘に到着。無事に生還!
300円のココアいただきました。
17:00
夕食はカレーでした。ご飯、ルー、味噌汁、お茶がおかわりできました。かなりボリューミーでお腹パンパンに食べました。
飯食って外に出たら、ちょっと景色が見えました。
18:00
夕焼けをもっと撮ろうと思いましたが、力尽きて就寝します。
20:30
消灯です。
夜中に何度か起きて星空を撮影しようとしましたが、Pixel9ProXLにスマホ変更して、設定がよくなかったのか、満足の行く写真が撮れずでした。
夜景モードでとると満月が太陽になってしまいました。。
9/17
04:10
起床します。写真撮ったり、下山準備をしたり。
05:00
朝食です。和食でした。少なそうに見えて、わりとお腹いっぱいになります。ご飯、お茶、味噌汁がおかわり無料です。
05:59
下山開始します。さらば五竜山荘。
昨日よりガスっとるし、ちょい雨も降っとる。山頂アタックはかなり危険そうなので、昨日行って正解でした。
来た道を帰ります。
下山も小雨のときもあったり、ちょっと晴れた時もあったりでした。
五竜岳は見えません。
09:21
アルプス平到着です。下山はやっぱり登りより楽でした。
下山後
とりあえずソフトクリームをいただきます。580円。
そんでもってゴンドラでエスカルプラザまで帰って、11時からの温泉を待ちます。
エスカルプラザ内に温泉があるのは、本当に嬉しい限りです。2日間風呂に入ってなくて、汗と泥まみれの体を洗ってスッキリします。
帰りは神城駅から松本駅まで行き、特急あずさで帰還します。
神城駅までは無料バスがあるのですが、神城駅→松本駅の電車に間に合わなそうだったので20分ほど歩きました(重い荷物背負ってだるかった)。
平日の神城駅→松本駅は本数がマジで少ないので気をつけましょう(12時台の次は16時台でした)。
家に帰って余韻に浸っていると、やっぱり景色が見れなかった心残りがあるので、また行くかもしれません。
これで多分今年最後の北アルプスかな。