【料理】芽ネギ寿司に「かんずり」はあわないがチーズ牛丼にはあう
毎日投稿はできそうにないが、定期的にnoteを書きたいと思っているものの、ネタがない今日この頃。
そこで料理についての記事を書くことにした。
私は趣味とは言えないが、興味を持っていることはいっぱいある。料理も今までいっぱい作ってきたので、料理(自炊)について、経験から得たレア知識・知っていると人生が豊かになる知識をこれから気が向いたら伝えることにする。
まず、最初は「かんずり」についてだ。
今年の3月頃、青春を取り戻すために、私が昔の漫画を読む計画を立てたときに、選ばれたのは「将太の寿司」でした。
この漫画のストーリーは、主人公の関口将太がさまざまなライバルとの戦いを通して成長していくというもの。
と言っても、30年以上昔の作品で私の世代ではリアルタイムで読んだ作品ではないが、友人界隈でカルト的な人気があったので読んでみようかと思い、全巻読破した。ともかく、時代を超えて愛される・愛されるべき名作である。
その「将太の寿司」に出てきたのが、芽ネギの寿司だった。「将太の寿司」のエピソードは泣ける話が多いが、詳しくは書かないものの、芽ネギの寿司が誕生するエピソードも泣ける話だ(15巻)。
読んだときに、私は芽ネギが何なのかも知らなかったし、そもそも野菜の寿司があるということ自体知らなくて、驚きの連続だった。食べてみたいと思ったが、高級すし店で稀に提供されるような品だということで、食べる機会を得るのは難しいと思い、自分で作ることにした。
そして、作ったのがこちらだ。なんと芽ネギがちょっと遠くのスーパーに売っていて、作ることができた。
食べてみると、シャキシャキ感が酢飯とあって、さわやかさでおいしかった。
だが、これだけでは終わらない。
実は、「将太の寿司」では、芽ネギをシュッと整えるのに、「かんずり」を溶かした水を使っていた。
私は、「かんずり」も初耳だった。
調べたところ、「かんずり」は新潟県などで作られる、唐辛子とゆずと糀を混ぜた調味料であるとのこと。そしてなんと、かんずりも芽ネギを買ったスーパーにあった。
私は、かんずりを溶かした水を使ったバージョンの芽ネギ寿司も作ったのだが、こちらは残念ながら私の舌には合わなかった。中途半端に水っぽくて、また、糀の味の強さが、芽ネギのシャキシャキ感やさわやかな風味を消してしまっていた。
結局、かんずりはほとんど使わないまま冷蔵庫の奥に眠ることになった。
月日が流れ、つい先日。私はスーパーで4割引きの牛肉のロースを見かけた。4割引きでも高かったが、たまにはいいかと思い購入。牛丼にした。チーズも入れ、自炊にしては豪華な「チーズ牛丼」を作ったが、具が盛りだくさんだったためが味が薄く、調理は失敗に終わった。
だが、何とか残りを食べなければならない。そこで、「〇き屋」でチーズ牛丼にビネガーを入れることを思い出し、ビネガーもかんずりも同じだろと、しまっていたかんずりを使うことにしたのだ。
そしたら、なんと大成功!!
味に濃さと深みとさわやかさが出たではないか!!
こうして、残りの牛丼も無事完食したのであった。
みなさんもぜひ、かんずりと牛丼があったら、試してみてください(まずそんなレアな状況はねぇ)。